この映画の魅力は、何といってもエイダに対するべインズの愛の伝え方深さにとても胸が切なくなりました。これは監督が女性だっつたんですね。だから出来た作品だと、後で知り思いました。マイケル・ナイマンの曲がとてもすばらしく未だに良く聞いています。ピアノ好きな方は是非ご観賞して欲しいですね。
男でもこの映画の良さは分かりますよ。人物描写が、谷のように深い・・・。少し青みがかった映像も美しかった。ただ、ラブシーンはちょっと俺には過激すぎました。ホリーハンターとハーベイカイテルのくみあわせは、いい意味で対比になった。女優二人の演技は繊細で言うことなし。でも、アナパキンのアカデミー賞は早すぎる気もする。流れるようなピアノ曲もよかったですね。上の人から教わったんだけど、アカデミー賞に作曲部門でノミネートされなかったのは俺も納得いかないな。
この奥さんアダですか?アダの性格に共感できない!
これじゃ、娘も旦那さんも可愛そうだよ~。
ホリーを始め、すべての配役が見事に適役。キャステイングの
人に拍手を送りたい。
脚本、映像、音楽が、これほど一致した映画は、なかなかないと思う。映像は、一枚の絵画を続けて鑑賞しているように思えるほど美しいし、音楽も、エイダの分身ともいえるような旋律で最高。脚本もよくこんなストーリーを思いつくなあと。
演技力のない俳優が、人気があるからと主演をしている今日の映画界の中で、ホリーは本当の役者。久しぶりに良い映画を観た。
案外激しいファックシーンにおののいた。
そのシーンを目撃したアンナ・パキンが、
ショックで他人に触るだけで死に追いやる能力を目覚めさせ、
『X-メン』へと続けさせれば完璧。
エイダが海岸でピアノを演奏する場面で流れるマイケル・ナイマンの「楽しみを希う心」はいい曲です。役の上で物言わぬエイダ(ホリー・ハンター)の心がよく表れた曲になっています。もっとも、映画のナレーションはホリー・ハンター自身でしたが。映画ではホリー・ハンター自身がピアノを演奏しているということです。
小さいホリー・ハンターが結構グラマーなので意外でした。『ジュラシック・パーク』でいい者を演ったサム・ニールは、ここではいやなおっさんを好演しています。アンナ・パキンの成長した姿が見たい方は『X-MEN』もご覧になるといいでしょう。
私の中では、海中に沈むピアノのロープに(わざと)足を絡めて死のうとするエイダの気持ち(でも、助かろうとするんですよね)がもうひとつしっくり来ないのですが。この感情が分かるくらい繰り返し見ないといけない映画だということですかね。
…なにはともあれ、ハーベイのマッパひとつで
自分のなかではこの評価です!(嘘)
全体の雰囲気の良さと訳者陣のうまさに乾杯!
アンナ・パキンの演技は凄い。
アンナ・パキンがいなきゃ何回も見る気がしない。
男性から見たら全くわけの分からない映画だろう。
男の人だって夫がいる女の人にすぐちょっとかい出そうとしないし。
この映画に関してもっとも不思議なことは、なぜ音楽のマイケル・ナイマンがアカデミー賞にノミネートすらされていないのかってこと。おいっ!アカデミー協会会員!あんたらどうかしてるよ!もうお手上げ。ここにきた人、ここにながれている曲を聴けばノミネートされなかった不思議さがわかるでしょ。現在こんな彼以外に他誰も作れない曲を作るナイマン。素晴らしい!まさに現代のエリック・サティだ!このピアノ・レッスンは彼の最高作といえる。この映画の世界を独特のものにしたのは彼の音楽あってのはず。なのにアカデミーのやつ!ちなみにボク監督のジェーン・カンピオンと同じ誕生日なんです。よって、星に半分おまけ
こんな雰囲気の映画見たの初めてだと
思いました。音楽いいし海岸の風景や
どろどろした森、原住民とか、よかったです。
監督もホリーハンターも女の子もファンになりました。
とにかく音楽がよかった!!さすが、マイケル・ナイマンと
言いたいです。この作品は、全体的に暗く寒いかんじのする
映画かなーと思います。でも、見れば見る程いいと思います。
意思を強くにじませるホリーハンター演じる女性が素敵です。
全編に流れるメインテーマは秀逸。さすがはマイケル・ナイマンですね。ストーリー的にはかなりダークなテーマも盛り込んでありますが、言葉をしゃべらないのに画面からにじみ出る感情はものすごいものがありますね
ホリー・ハンターの、喋らない演技は秀逸!
海辺に残された映像も綺麗です。
残酷なところもあるけれど、かなり好きです。