エンドクレジットのラストに映ったニコラス・ケイジの笑顔に泣かされた。
私はとても、サラほどの愛は持ち合わせていない。
悲しすぎる彼女のベンへの愛。
スティングの歌が最高。
素晴らしく愛に溢れた映画。
相手をありのまま受け止めることの苦しさ、潔さ。
アル中と娼婦の話なんて、アメリカじゃありふれた光景かもしれないけど、こんな世間からはみ出ちゃったような二人の
なんという格好良さ。
破滅型の物語に酔えるならよいでしょう。
個人的には、かなり嫌いなタイプの話。
お金だして憂鬱になんかなりたくないもーん。
何と言ってもニコラス・ケイジがよかった。でもこの映画は、人生に挫折したことがあったり、自殺を考えたことがある人には主人公の心理がよく判ると思う。
ニコラス・ケイジは、ぴったりのはまり役。お相手のエリザベス・シューには、この役をやってほしくなかった。
ストーリーは、わたしの見る目がないのか、さっぱり面白くなかった。途中で気持ちよく眠れました。
ニコがオレンジジュースの容器へダイレクトにウォッカ(もしかしたらジン)を流し込んでラッパ飲みするのを観て
「むっちゃ合理的じゃん」とまねして飲んだのを憶えております。