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フィラデルフィア (1993)

ドラマ
89.0pt 89.0pt
PHILADELPHIA

公開日 : 1994/04/23

3.4 (7人)

フィラデルフィアの一流法律会社に務めるアンドリュー・ベケット(トム・ハンクス)は、ある日突然エイズと宣告され、ウィラー社長(ジェイソン・ロバーズ)に解雇される。不当な差別に怒ったベケットは、損害賠償と地位の保全を求めて訴訟を決意。だが、次々と弁護を断わられた彼は、以前敵同士として渡り合ったやり手の弁護士ジョー・ミラー(デンゼル・ワシントン)を訪ねる。ミラーはエイズに対して、抜きがたい恐怖を感じていた。しかし、世間の冷たい視線に対しても毅然と対処し、熱心に資料を漁るべケットの姿に、ミラーの心は動かされる。ミラーは弁護を引き受け、母のサラ(ジョアン・ウッドワード)をはじめ、ベケットの肉親たちは彼に熱い支援を約束する。解雇から7カ月後、〈自由と兄弟愛の街〉フィラデルフィアで注目の裁判が開廷した。ミラーは解雇が明らかな法律違反だと主張したが、対する会社側の主任弁護士ベリンダ(メアリー・スティーンバージェン)は、彼の弁護士としての不適格性を激しく突く。予断を許さぬ裁断の行方と並行して、ベケットの症状は次第に悪化していく。裁判を優先させて本格的治療を先に延ばそうとする彼に、恋人でライフパートナーのミゲール(アントニオ・バンデラス)は苛立つ。ベケットは恋人のため、自分のためにパーティを開く。遂にベケットは裁判中に倒れ、病院に運ばれた。ミラーは原告側の勝訴の報を、ベッドの上のベケットに告げる。数日後、大勢の人々に見守られながらベケットは静かに息を引き取り、ミラーはかけがいのない友の死を実感した。
キャスト
Andrew Beckett
Bob Seidman
Walter Kenton
Lisa Miller
Jerome Green
Young Man in Pharmacy
Bud Beckett
Clinic Storyteller
Jill Beckett
受賞歴
脚本賞 : ノミネート
歌曲賞 : 受賞
歌曲賞 : ノミネート
メイクアップ賞 : ノミネート
レビュー投稿
レビュー
ななぼんさん
2003/03/28 23:31
何となく、トム・ハンクスだから重たいテーマでもコミカルになってるだろうと思ってしまっていたので、かなりヘビーに感じましたが、考えてみればこの内容なら仕方のない、というか当然の事だと思います。
問題提起としては、社会に存在すべき映画かと思いました。
主題歌は偉大ならボスの曲!!後から知ったので再度チェックするつもりです。
キタローさん
2003/03/17 17:07
なんか結構辛口意見が多いけど、自分的にはよかったと思う。
チェンさん
2002/12/01 22:28
トム・ハンクスということで見ましたが、彼の作品では私の中で始めて平均以下でした。
別にトム・ハンクスじゃなくてもいいかも。
でも、そしたらもっとつまらなくなってたのかもな~。
maruさん
2002/01/06 21:10
題材は良かったのですが、映画として流れが見えなかったことと、クライマックスがなかったこと、そして終わり方も抽象的で、裁判物で楽に表現できる劇的さも白熱シーンもない。
題材のエイズはもとより、その根元とするゲイについて否定も肯定もしない。
ただそこに差別があった、それだけを伝えたかっただけだったのでしょうか。
演技もこれといって・・・どちらかといえばメイクさんを褒めるべきでしょうね。
ひさしぶりにガックリきた映画でした。
beeさん
2001/08/27 17:28
GOOD!
コアラさん
2001/08/04 02:27
別にこれといった感想はないなぁ…。
何が言いたかったのかはっきりよくわかんなかったっす。
トムハンクスが出てなかったら、絶対見なかったでしょう(笑)
それにしてもこれでトムの主演男優賞かー。
やっぱりフォレストガンプが一番♪(笑)
くーおんさん
2000/09/10 01:04
オープニングが好きです。フィラデルフィアの街並がながれ、そこに生きる人々の営みが感じられます。またそこに流れるBGMがとても気に入っています。