久しぶりに見たらあんまり面白くない。
独りよがりの主人公にイラツク。
エンドロールの音楽は良かった。
私が見た映画の中で、やはり三本の指に入る傑作と言えましょう。
Amazon.co.jpは、もしDVD化されたら連絡するとだけ、あります。
したがって、今のところ、DVD化の予定はありませんね。
しかし、いずれは販売されるでしょうから、時間の問題かも。
もしDVD化するなら、スペシャルエディション(3枚組)で出して
ほしいです。これは強く強く要望します!
詳しくはこちらへどうぞ。
http://www.fantasium.com/detail.asp?ID=SCI2159
日本語の解説はこちらへ
http://www.fantasium.com/choice.asp?choiceID=225
「12モンキーズ」もそうですが、英国風の辛辣な皮肉が随所にちりばめられた作品。「観客の思い通りにしてたまるか!」という意気込み?が強いので予定調和を求めている人は嫌悪感を憶えると思う。でも、ここまで徹底できたら天才では?
「12・・・」はブルース・ウィリスの個性が強すぎたのでこっちの方がすき。
えっ、DVDになるんですか。ジョナサン・プライス、ロバート・デ・ニーロ 、イアン・ホルム、みんな私のタイプなのでDVDになるの前からチェックしてたんです。T.Gilliamさんって分析鋭いですね、お友達になれそう。
私が見た映画の中で一押しの、大傑作です。
ハッピー・エンドだと思わせておいて、映画史に残っていいつらく悲しい結末を持ってくるところが、ブラックなコメディを得意としたモンティ・パイソンのテリー・ギリアムらしいところです。ある意味でキューブリックの『時計仕掛けのオレンジ』と類似したテーマの映画ですが、ラストのひねりで『時計仕掛けのオレンジ』を超えていると思います。まぁ、女に生きようなんて甘い考えはうまくいかないということでしょう。
サムの上司役でイアン・ホルムがいい味を出しています。この作品ではデ・ニーロは影が薄いといわれていますが、私はそうは思いません。テロリストのヒーロー タトルは、最後に新聞紙に巻き込まれて消え去ってしまうように、あるいはサムが生み出した妄想だったのかもしれません。だとすれば、前に出ずに抑えたデ・ニーロの演技は十分うなずけます。
夢のシーンで火を吹く鎧武者が不気味でいいですね。印象に残るシーンが多くて困ってしまいますが、テーマ曲であるサンバ「ブラジル」がやけに明るくて、それだけにいっそう不気味さを盛り上げています。
Amazon.co.jpによるともうすぐDVDになるようです。この機会にぜひ見てください。