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ロボコップ (1987)

アクション スリラー SF
72.1pt 72.1pt
ROBOCOP

公開日 : 1988/02/11

3.5 (3人)

舞台は近未来のデトロイト。かつて自動車産業で栄華を誇ったこの街は犯罪都市と化し、巨大コングロマリット企業オムニ・コンシューマ・プロダクツ(OCP、通称オムニ社)によって警察(民営化されていて警察官から一般職員に至るまで会社員)を含む街全体が支配されていた。 アレックス・マーフィー巡査は、一連の警官殺しにおける犯人とされ指名手配中のマフィアであるクラレンス一味を追っていた。マーフィーはカーチェイスの末に一味の隠家を発見、潜入するも惨殺される。犯罪撲滅のため「警官のロボット化」を企画していたオムニ社は、死亡診断が下されたマーフィーの死していない生体部分を部品として利用、彼をロボコップとして蘇らせる。 ロボコップは驚異的な性能で優秀な成果をあげ、街の治安は少しずつ取り戻されて行った。しかし、ロボコップ自身は人間だった頃の記憶の断片に悩まされ、ついには自分が何者であったかを知ってしまう。
キャスト
Officer Alex J. Murphy / RoboCop
Officer Anne Lewis
Clarence Boddicker
Sgt. Warren Reed
Leon Nash
Johnson
Emil Antonowsky
Joe Cox
Kaplan
Steve Minh
受賞歴
録音賞 : ノミネート
編集賞 : ノミネート
レビュー投稿
レビュー
ボロコップさん
2002/12/31 00:15
私はこの作品を絶賛します。ここまでいけばこのバイオレンス描写は芸術です。まさにバーホーベン印。彼のそのバイオレンスさは他のどの監督の物とも違います。武でもスコセッシでもスピルバーグでも、リドリースコッコトでもタランティーノ的でもない!!
意味、わかりますよね。?
バーホーベンの描く暴力はどこか常識では思いもつかないパワーにみちあふれています。それはまさに彼の生い立ち、育ってきた環境により内発されてきた、暴力を皮肉る見方。
本来、人間にとって、最も根源的な恐怖である暴力。しかし、あまりにそれが日常的になりすぎると、それはナンセンスの極みになるのだということを彼は自身の体験を通して描いてしまうのだろう
このロボコップは低予算の映画だったらしいが、むしろそのB級感覚が、バーホーベンのキワモノ感覚と見事に融合したきわめて好運な傑作だ
チェンさん
2002/12/01 23:23
こういう系の映画はあまり好きじゃないですが、ストーリー的にはなかなかおもしろいです。
Poyonさん
2002/10/26 10:13
暴力描写がかなり過激だけど、筋などは通ってて良かったと思う。
 ロボコップは汚職警官の多い今の世の中で居て欲しい存在でもあります。