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戦艦ポチョムキン

БРОНЕНОСЕЦ "ПОТЕМКИН" ■ソビエト ■1925年 ■戦争
上映時間:74分
監督:セルゲイ・ミハイロビッチ・エイゼンシュタイン
脚本:セルゲイ・ミハイロビッチ・エイゼンシュタイン
撮影:エドゥアルド・ティッセ
音楽:ディミトリー・ショスタコービッチ
出演:  / アレクサンドル・アントーノフ / グレゴリー・アレクサンドロフ / ウラジミール・バルスキー
 帝政ロシア黒海艦隊旗艦“ポチョムキン・タヴリチェスキー公爵”号に乗船している水兵たちは国の不当な待遇に不満を募らせていた。そんな折、食事にウジ虫入りのスープが出されたのを機に水兵たちの不満が爆発し、 反乱を起こし、革命の赤旗を掲げる。
 オデッサに帰航したポチョムキンを同じく不満を持つ市民たちは熱烈に歓迎したが、それに対し鎮圧に来た皇帝(ツアーリ)の懲罰隊員は女子供も関係なく撃ち殺しはじめる。
 怒りに震える水兵たちのもとへ政府軍の軍艦が接近してくるが・・・
平均評価《2件中》★★★(2.75/5)
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投稿者/投稿日/採点 コメント
きくりん
2003年03月18日(火) 14時28分
★★★★★
 皆さん名前くらいは耳にしているかと思いますが、ロシアのサイレント映画の最高傑作です。
 レーニンの厚い保護の元に制作された、民衆にロシア革命の正しさを説くための一種のプロパガンダ映画の要素が多分に含まれてはいますが、黄金分割を用いた構図の緻密さ、ドラマチックなストーリー展開、緩急をつけた映像のリズム、どれをとっても文句の付け所がありません!
 なんと言ってもこの作品のクライマックスはあの「オデッサの階段」のシーンでしょう。後々ブライアン・デ・パルマ監督の『アンタッチャブル』でもパクられた、赤ん坊を乗せた乳母車が階段を駆け落ちて行く、映画史上最も有名な6分間と言われるシーンですが、ココで使われている「モンタージュ技法」(色々な異なる画面を組み合わせ、一つのシーンを組み立てる技法)は、この作品でエイゼンシュタインが確立したものです。権力の餌食になる女性、子供、老人、不具者などのか弱い人々、最後まで表情を見せない狙撃兵、権力に媚びるように途中から突如現われる剣を持ったコサック兵たち、革命派からの反撃の前に一瞬映し出される吠えるライオンの3ショット等、隠喩に満ちあふれたモンタージュの組み立てのもとに、すべてが意味を持って見るものの感情を高揚ぶらせます。その後の様々な映画の手本となったのはいうまでもありません。
 とにかく一度ご覧あれ!この映画の素晴らしさが分かるはずです!

2003年03月30日(日) 12時00分
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