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太陽の少年

陽光燦爛的日子 ■中国=香港 ■1994年 ■ドラマ
上映時間:128分
監督:チアン・ウェン
原作:ワン・シュオ
脚本:チアン・ウェン
撮影:クー・チャンウェイ
音楽:クオ・ウェンチン
出演: シア・ユイ / チアン・ウェン / ニン・チン / ワン・シュエチー / スーチンカオワー
 70年代の半ば、文化大革命の最中の北京。大人たちは政治闘争に明け暮れ街を離れ、空っぽになった街は不良中学生たちの天下だった。シャオチュンもそんな不良少年の1人。いつも仲間たちと一緒に夜遅くまで遊び歩いていた。
 そんなある日、得意の合い鍵作りで他人のアパートに忍び込むが、その部屋で目にしたのは赤い水着を着た美しい少女の写真。一目惚れしたシャオチュンは、後に写真に写ったその少女が不良仲間の間で話題となっていた高嶺の花、ミーランであることを知る。日増しにミーランへの思いが強くなるシャオチュンは彼女の後を尾け、思い切って声をかける・・・
平均評価《1件中》★★★★☆(4.5/5)
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投稿者/投稿日/採点 コメント
きくりん
2003年04月10日(木) 08時57分
★★★★☆
 とにかく演出が素晴らしい。通常TVにしろ映画にしろ、必ず照明を用いて光量を確保しますが、この作品は照明をあまり多用していません。タイトルどおり「陽光」=自然の光を用いて撮影されています。ですから映像もとても自然で、まるで自分の目で見ているよう。この手法はエルマンノ・オルミ監督の『木靴の樹』等でも使われていますが、やはり映像が柔らかく、とても優しいものになりますね。
 物語は大人になったシャオチュンが当時を回想するという設定です。ただ、感受性豊かな少年時代にはいろいろ想像したり幻想を抱いたりするもので、これが現実と重なりあい、過去の思い出が混沌としています。ですからストーリーも辻褄が合わないところがあったり、途中で修正したりします。まぁ、これも演出なんですけど。
 印象的だったのは、忍び込んだミーランの部屋で望遠鏡を見つけ、のぞきながら部屋の中でぐるぐる回るシーン。レンズを通してシャオチュンは赤い水着を着たミーランの写真を見つけ、一目惚れします。ただ、レンズを通さずに見たミーランの部屋にはそんな写真は一枚も飾られていないのです。ミーランもシャオチュンにそんな写真はないと言っていますが、これもシャオチュンの幻想なのでしょうか?望遠鏡をのぞいて幻想を見るという話はまるで江戸川乱歩の『押絵と歩く男』のようです。プールの飛び込み台のシーンも格別。プールの色の白と空の青とのコントラストがとても美しい!また、劇中やエンドクレジットの際に何度か流れた歌(「遠飛的大雁」というチベットの歌だそうです)がなんとも不思議な感じで耳に残りました。


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