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ソラリス (2002)

ドラマ ミステリー SF
10.4pt 10.4pt
SOLARIS

公開日 : 2003/06/21

2.5 (2人)

監督・脚本にスティーヴン・ソダーバーグ、製作にジェイムズ・キャメロン、主演にジョージ・クルーニーといった異才が結集。永遠のテーマを見事に描き出した異色宇宙SF。破滅へ導こうとする“ソラリス”の謎とはいかに。
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レビュー
ムアディブさん
2005/08/18 12:42
ひどいっ!
ソダーバーグどうしたの?
きくりんさん
2003/06/24 13:33
僕は本国版DVDで既に4月に鑑賞していて、劇場での鑑賞は実はまだなのですが・・・
最初リメイクの話を聞いた時、配給が20世紀フォックスで主演がジョージ・クルーニー!これだけで一気に観る気が失せてしまいました。だって、監督はまぁいいとしても、それ以外の要素が「映像だけがご立派な陳腐なSF冒険活劇になります」的オーラ出まくりなんですもん(笑)。共演も『RONIN』に出てたナターシャ・マケルホーンですしね。
 ハリウッドは金儲けの為なら何でもやるんだなぁ、と、半ば呆れつつ、コキおろすにも観ないことには話にならんということでとにかく観てみました。
 が、これがいい意味で期待外れ!意外にもよくできてる。原作者のレム氏がまだご存命なので逆鱗に触れるのを恐れたのか、原作に近い仕上がりとなっています。さすがにタルコフスキー作品の足下にも及びませんが、全く別の作品として捉えるならまぁまぁの出来です。
 物語の中心が主人公とその妻のメロドラマになっていて哲学色はかなり薄らいでしまって、その分甘ったるいセンチメンタリズムが台頭していますが、さほどイヤミでもなく、むしろ今の世代にはその方が受け入れやすいかなと。
 ただ、そうは言っても尺が短いからそこまで描けなかったのか、人間とは?生命とは?といった根幹のテーマや、また、愛する者の存在意義を、物質的に捉えるのか、象徴的に捉えるのか、そういった原作で重きを置かれていた部分があまりにもぞんざいになってしまっていたのが残念。
 字幕がないので耳だけが頼りですから実際はどうなのか判りませんが、役名も微妙に違っていたようで、判りづらかったです。クリスの妻はハリーなのに、この作品では