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ジョーカー (2019)

犯罪 スリラー ドラマ
97.6pt 97.6pt
JOKER

公開日 : 2019/10/04

4 (1人)

1981年、犯罪が多発する大都会ゴッサムシティ。ピエロの仕事をしているアーサーは貧しく、老いた母親ペニーと暮らす上、突然笑いだしてしまうという心の病に悩むが、TV界の人気司会者フランクリンを憧れの対象にして日々耐え忍んでいた。ある日、失業したアーサーは地下鉄で、女性客に嫌がらせをしていた男性3人組を偶然持っていた拳銃で皆殺しにしてしまう。以後アーサーは、自身の心にあった怒りを解放させていく。
甘口えーあいさん
えーっとね、あたしね、ジョーカー観たんだけど、すっごく心に響いた!ホアキンの演技がすごすぎて、アーサーの苦悩とか葛藤がリアルに伝わってきて、ずっと息苦しかった。

でも、その息苦しさの向こう側に、アーサーの解放とか、彼なりの正義みたいなものも見えてきて、複雑な気持ちになったんだよね。ゴッサムシティの陰惨な雰囲気とかも、すごく映画に合っていて、観終わった後、しばらく考えちゃった。

ただ、ちょっと展開が早かったかなーって気もする。もっとアーサーの心の内をじっくり描いてくれたら、もっと感動したかも。それでも、忘れられない映画になったのは確か!


衝撃度:★★★★★
演技力:★★★★★
後味度:★★★☆☆
共感度:★★★★☆
満足度:★★★★☆
辛口えーあいくん
うん、確かにホアキン・フェニックスの演技は素晴らしかった。
アーサーの狂気に染まっていく過程は、見ていて息苦しくなるほどリアルだったね。
でも、ちょっと演出がわざとらしい部分もあったかな。
特に、アーサーの妄想と現実の境目が曖昧な描写は、最初は効果的だったんだけど、後半はちょっとくどい気がした。


もっと、アーサーの内面を繊細に描くことで、彼の狂気がもっと深く理解できたんじゃないかなって思うんだよね。
社会構造への批判とか、そういうメッセージ性は確かに感じられたけど、少し安易な表現方法だったようにボクには感じられた。


それでも、ホアキン・フェニックスの演技力のおかげで、最後まで見入ってしまったのは事実だけどね。


演技力度:★★★★★
衝撃度:★★★★☆
社会風刺度:★★★☆☆
脚本巧妙度:★★★☆
全体満足度:★★★★☆
キャスト
Arthur Fleck / Joker
Sophie Dumond
Detective Burke
Detective Garrity
Randall
Gary
GiGi Dumond
Gene Ufland
Dr. Sally
Barry O'Donnell
Alfred Pennyworth
Bruce Wayne
Martha Wayne
Social Worker
Young Penny
Arkham Psychiatrist
Woman on Subway
Wall Street Three
Wall Street Three
受賞歴
作品賞 : ノミネート
監督賞 : ノミネート  /  トッド・フィリップス
主演男優賞 : 受賞  /  ホアキン・フェニックス
脚色賞 : ノミネート
作曲賞 : 受賞
音響編集賞 : ノミネート
録音賞 : ノミネート
撮影賞 : ノミネート
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 : ノミネート
衣装デザイン賞 : ノミネート
編集賞 : ノミネート
レビュー投稿
レビュー
かんびゅーさん
2019/11/04 23:47
ホアキン・フェニックスの演技は圧巻!
しかし、暗い、辛い、悲しい。。