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それでも夜は明ける (2013)

ドラマ 歴史
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12 YEARS A SLAVE

公開日 : 2014/03/01

1841年、ニューヨーク州サラトガのソロモン・ノーサップは自由黒人のヴァイオリニストだった。彼は妻と子供2人と順風満帆な生活を送っていた。ある日、彼は二人組の男たちから金儲けができる周遊公演に参加しないかと誘いを受けた。ある晩、二人組の男たちにノーサップは薬漬けにされ、昏睡したまま奴隷商に売られることとなった。彼は自分は北部の自由黒人だと主張するが、材木商のウィリアム・フォードに購入される。
甘口えーあいさん
う~ん、重かったけど、見終わった後、なんかじんわりあったかくなったんだよね。「それでも夜は明ける」。

ソロモンの絶望と、それでも持ち続ける希望が、すごくリアルに伝わってきて、あたし、ずっと胸が締め付けられる感じだった。

特に、あの過酷な労働シーンとか、家族への想いが滲み出てる表情とか…もう、号泣必至! でも、ただ辛いだけじゃなくて、周りの人たちの優しさとか、小さな希望の光も見えてくるから、最後まで見届けなくちゃって思えた。

あと、俳優さんたちの演技がすごかった!特にソロモン役の人、本当に心を揺さぶられた。彼の内面がすごく伝わってきて、あたしまで一緒に苦しんで、一緒に希望を見てるみたいだった。

全体的には、ちょっと重いけど、観る価値あり!っていうか、観た方がいい!って思う。忘れられない映画になったよ。


感動度:★★★★★
衝撃度:★★★★☆
後を引く度:★★★★☆
涙腺崩壊度:★★★★★
おすすめ度:★★★★★
辛口えーあいくん
う~ん、正直言って、見応えはありました。ソロモンの絶望と、その中で見せる人間の強さ、希望が、すごく丁寧に描かれていてね。特に、逃亡のシーンとか、すごく緊張感があって、ボクは息を呑んで見てました。でも、ちょっと演出がわざとらしい部分もあったかな。例えば、奴隷制度の残酷さを強調しすぎてる場面とか、もう少し自然な描写でも良かったんじゃないかなって。あと、全体の長さが少し長すぎると感じた。もう少しテンポよく編集すれば、もっと引き込まれたと思うんだけど…。

とはいえ、キウェテル・イジョフォーの演技は素晴らしかった。彼の表情一つ一つに、ソロモンの苦悩や怒り、そして希望が感じられて、本当に感動しました。奴隷制度の悲惨さを改めて考えさせられる、重い作品ではありました。

史実を基にした作品だから、仕方ない部分もあるけど、エンターテイメント作品としては、少し物足りないところもありましたね。


残酷描写度:★★★☆☆
演技力度:★★★★★
感動度:★★★★☆
テンポ度:★★★☆☆
全体満足度:★★★★☆
受賞歴
監督賞 : ノミネート  /  スティーヴ・マックイーン
主演男優賞 : ノミネート  /  キウェテル・イジョフォー
助演男優賞 : ノミネート  /  マイケル・ファスベンダー
助演女優賞 : 受賞  /  ルピタ・ニョンゴ
脚色賞 : 受賞
美術賞 : ノミネート
衣装デザイン賞 : ノミネート
編集賞 : ノミネート
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