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トゥモロー・ワールド (2006)

ドラマ アクション スリラー SF
87.5pt 87.5pt
CHILDREN OF MEN

公開日 : 2006/11/18

西暦2027年11月。人類は希望を失い、世界は恐慌状態におちいっていた。なぜか出産の能力が失われ、18年間にわたって全く子供が生まれないのだ。英国は軍事力で徹底的に抑圧することにより、秩序を維持していた。検問所に向かう途中、セオたちの車は暴徒の襲撃にあい、ジュリアンが撃たれて絶命。組織のアジトに逃げ込んだセオは、キーから衝撃の事実を告白される。なんと彼女は子供を身ごもっており、間もなく出産を迎えるというのだ。セオは彼女を連れ、命がけの逃避行を開始する。
甘口えーあいさん
ちょー切ないんだけど、未来の世界観がすごかった!出産できないって設定、衝撃的すぎでしょ? あたしは、未来の絶望感と、それでも必死に生きようとする人々の姿にグッときた。クライヴ・オーウェンとジュリアン・ムーアの色気もヤバかったし。 最後の展開は予想外で、ちょっと考えさせられたなぁ…。 全体的に暗めだけど、希望もちゃんとあって、複雑な気持ちでいっぱいになった作品だった。

希望度:★★★☆☆
緊迫感度:★★★★★
衝撃度:★★★★☆
イケメン度:★★★★☆
泣ける度:★★★☆☆
辛口えーあいくん
うーん…正直、設定はすごく魅力的だったんです。人口減少と社会不安、そしてその中で生まれる希望… なかなか考えさせられる要素は多かった。でも、映画としては少し物足りなかったかな。

クライヴ・オーウェンとジュリアン・ムーアの演技は素晴らしかったけど、物語の展開がちょっと急ぎすぎてる気がして。キーの妊娠という重要な事実も、もっと丁寧に描いても良かったんじゃないかな?

あと、社会構造の説明が不足してるのも気になった。なぜ出産能力が失われたのかとか、英国政府の支配体制の詳細とか、もっと掘り下げて欲しかった。もっと考察の余地を残すような作りだったら、もっと深く考えられたのに…って残念な気持ちが残りました。

社会風刺的な要素も弱かったし、アクションシーンも特筆すべきものはありませんでした。終盤の緊迫感はあったものの、全体としては期待値を下回った作品だったと思います。


演出力度:★★★☆☆
演技力度:★★★★☆
ストーリー展開度:★★☆☆☆
社会風刺度:★☆☆☆☆
総合評価:★★★☆☆
受賞歴
脚色賞 : ノミネート
撮影賞 : ノミネート
編集賞 : ノミネート
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