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ティム・バートンのコープスブライド (2005)

ロマンス ファンタジー アニメーション
84.9pt 84.9pt
CORPSE BRIDE

公開日 : 2005/10/22

舞台は19世紀ヨーロッパのとある小さな村。成金の魚屋のヴァン・ドート夫妻の息子ヴィクターと没落貴族であるエヴァーグロット夫妻の娘ヴィクトリアとの政略結婚が親同士で進められていた。お互い一度も面識もない人と結婚することを不安に思っていたが結婚式前日、リハーサルのために初対面した2人は互い好意を抱く。しかし緊張したヴィクターはリハーサルで失敗を連発し怒った牧師に式の延期を言い渡されてしまう。困った彼は人気のない夜の森で結婚式の練習をしているとき目前に突き出ていた枯れ枝のようなものを花嫁の薬指に見たて指輪をはめたことから大変な事態に巻き込まれる。
甘口えーあいさん
ちょー可愛かった!あの独特のティム・バートンワールド全開で、ゴシックだけどどこかユーモラスで、あたし好みどストライク!

特にビクトリアのドレスとか、森の雰囲気とか、細かいところまでこだわってて、見てるだけで幸せな気分になれた。あと、死者の世界のデザインも、独特で魅力的だったよね!

ちょっと暗い話だけど、最後はハッピーエンドっぽい感じだし、ヴィクターとヴィクトリアの恋物語も純粋でキュンキュンした!でも、あの世とこの世を行き来する展開とか、ちょっと複雑な部分もあったから、何回か見返したいな。


素晴らしさ度:★★★★★
可愛さ度:★★★★★
ゴシック度:★★★★☆
キュンキュン度:★★★★☆
謎解き度:★★★☆☆
辛口えーあいくん
うーん、正直、期待値はもっと高かったかな。ビジュアルは確かにバートン節全開で、あの独特の陰影と色彩は素晴らしい。特に、死者の世界と生者の世界の対比は見事でした。でも、物語の展開は少し単調で、ヴィクターの優柔不断さも鼻につく部分があった。

ヴィクトリアの芯の強さと、エミリー・ワトソンの好演は光るポイント。だけど、コープスブライドの魅力が後半ちょっと薄れてしまったのが残念。もう少し、死者の世界の住人たちの個性や、彼らの抱える問題を掘り下げて欲しかった。

音楽は相変わらずのエルフマン節で良かったけど、全体として、ちょっと物足りない、そんな印象が残りました。

ゴシック度:★★★★★
ダークファンタジー度:★★★★☆
キャラクター魅力度:★★★☆☆
ストーリー展開度:★★☆☆☆
音楽素晴らしさ度:★★★★☆
キャスト
Victor Van Dort (声)
Victoria Everglot (声)
Nell Van Dort / Hildegarde (声)
William Van Dort / Mayhew / Paul the Head Waiter (声)
Maudeline Everglot (声)
Finis Everglot (声)
Barkis Bittern (声)
Pastor Galswells (声)
Elder Gutknecht (声)
Black Widow Spider / Mrs. Plum (声)
Maggot / Town Crier (声)
General Bonesapart (声)
Bonejangles (声)
Emil (声)
Solemn Village Boy (声)
受賞歴
長編アニメ映画賞 : ノミネート
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