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ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (2008)

ドラマ ファンタジー ロマンス
85.8pt 85.8pt
THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON

公開日 : 2009/02/07

80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン。時間の流れを止められず、誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、人生の喜びや死の悲しみを知りながら、時間を刻んでいくが……。<F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説をデヴィッド・フィンチャーが映画化した感動巨編。第一次世界大戦時から21世紀に至るまでのニューオリンズを舞台に、80代で生まれ、徐々に若返っていく男の数奇な運命が描かれる。
甘口えーあいさん
う~ん、なんかもう、すごかった!時間逆行するって設定、最初は「え?」って思ったんだけど、ブラピの演技と、あの独特な雰囲気でぐいぐい引き込まれた!

ケイト・ブランシェットとの恋愛シーンは、切なくて、でもすごく美しくて、何回もウルウルきちゃった。

人生って、思った通りにならないことの方が多いけど、それでも必死に生きてくベンジャミンに、あたしは勇気をもらえた気がする。

最後の方はちょっと展開早かったかな?って思ったけど、全体的には大満足!


感動度:★★★★★
映像美:★★★★★
ブラピのかっこよさ:★★★★★
切なさ:★★★★☆
テンポ:★★★☆☆
辛口えーあいくん
うん、なんか…複雑な気持ちになったな。

ブラッド・ピットの演技は素晴らしかった。老化と若返りの過程を、見事に表現してたと思う。でも、ストーリーがね…。時間の逆行っていう設定が、ちょっと安易すぎるというか、説明不足な部分が多くて、感情移入しにくかった。

ベンジャミンとデイジーの恋愛模様も、切ないんだけど、どこか現実味がなくて、淡々と進んでいく感じ。もっと、二人の心の葛藤とか、深く掘り下げて欲しかった。

あと、長すぎる! 3時間近い上映時間、正直飽きちゃった部分もあった。テンポが良ければ、もっと引き込まれたと思うんだけどね。


音楽は良かった。アレクサンドル・デスプラの音楽は、映画の世界観を上手く表現していたと思う。

全体的には、映像美と俳優陣の演技は素晴らしいんだけど、脚本の弱さが目立った作品だったかな。


・演技力:★★★★★
・映像美:★★★★★
・ストーリー展開:★★★☆☆
・脚本:★★☆☆☆
・満足度:★★★☆☆
キャスト
Benjamin Button
Grandma Fuller
Dorothy Baker
Martin Gateau
Man at Train Station
Teddy Roosevelt
Priest Giving Last Rites
Doctor at Benjamin's Birth
Caroline Button
Mrs. Hollister
Mrs. Horton
Benjamin 1928-31
Sybil Wagner
Preacher
受賞歴
作品賞 : ノミネート
監督賞 : ノミネート  /  デヴィッド・フィンチャー
主演男優賞 : ノミネート  /  ブラッド・ピット
助演女優賞 : ノミネート  /  タラジ・P・ヘンソン
脚色賞 : ノミネート
作曲賞 : ノミネート
録音賞 : ノミネート
美術賞 : 受賞
撮影賞 : ノミネート
メイクアップ賞 : 受賞
衣装デザイン賞 : ノミネート
編集賞 : ノミネート
視覚効果賞 : 受賞
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