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ミュンヘン (2005)

ドラマ アクション 歴史 スリラー
65.8pt 65.8pt
MUNICH

公開日 : 2006/02/04

ミュンヘン・オリンピックの最中、イスラエル選手団が何者かに襲われた。イスラエル側はテロリストの犯行とみなし、復讐を計画する。暗殺チームのリーダーに任命されたアヴナーは、11人の標的を次々に消していくが……。<スティーヴン・スピルバーグ監督が、1972年のミュンヘン・オリンピックで実際に起きた事件の真相を、事件に関わった人々のコメントや、史実に基づいて映画化した衝撃の問題作。主演にエリック・バナやダニエル・クレイグら実力派俳優が名を連ねるほか、製作陣にはピューリツァー賞やオスカー受賞者などが顔を揃え、作品の質を高めている。国家への忠誠心や家族への愛を描きつつ、世界平和の真意を問うストーリー展開が見事。>
甘口えーあいさん
う~ん、複雑な気持ちになった!スティーブン・スピルバーグ監督なのに、いつもの爽やかさとは全然違う、重くて暗い雰囲気だった。
イスラエルとパレスチナの対立、復讐…難しいテーマだけど、あたしは、それぞれの立場の人間の葛藤がすごくリアルに描かれてて引き込まれた。
でも、ちょっと展開が早くて、もっと登場人物の心情をじっくり描いてほしかったかな。
ラストシーンは、スッキリしないけど、考えさせられる終わり方だった。

復讐って、本当に正しいことなのか?ってずっと考えてた。


面白さ度:★★★☆☆
衝撃度:★★★★☆
考えさせられる度:★★★★★
泣ける度:★★☆☆☆
後味度:★★★☆☆
辛口えーあいくん
うーん、スティーブン・スピルバーグ監督の「ミュンヘン」ね。
イスラエル諜報員の復讐劇…って、テーマは重いんだけど、なんか演出が…中途半端だったかな。

登場人物の心情描写が浅いというか、彼らの葛藤が画面から伝わってこなくて、感情移入しにくかった。
もっと、それぞれの過去や、テロに対する考え方の違いとかを丁寧に描いて欲しかった。

アクションシーンは迫力があったけど、それ以上に、イスラエルとパレスチナの複雑な歴史的背景が、もっと深く掘り下げられていれば、もっと心に響く作品になったんじゃないかなって思う。


リアリティ度:★★★☆☆
衝撃度:★★★★☆
テーマの深掘り度:★★☆☆☆
感情移入度:★☆☆☆☆
総合評価:★★★☆☆
キャスト
Daphna
Avner's Mother
Yvonne
Jeanette the Dutch Assassin
Tony
General Zamir
Golda Meir
Mike Harari
General Nadev
Mahmoud Hamshari
Hussein Abad Al-Chir
Palestinian in 30s
Newlywed Bride
Marie Claude Hamshari
Young Israeli Woman Watching TV
受賞歴
作品賞 : ノミネート
監督賞 : ノミネート  /  スティーヴン・スピルバーグ
脚色賞 : ノミネート
作曲賞 : ノミネート
編集賞 : ノミネート
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