Database

ゲティ家の身代金 (2017)

犯罪 歴史 スリラー
32.4pt 32.4pt
ALL THE MONEY IN THE WORLD

公開日 : 2018/05/25

1973年、世界一の大富豪にギネス認定されたジャン・ポール・ゲティの孫ポールがローマで誘拐され、身代金50億円が要求される。しかし、稀代の守銭奴でもあったゲティは支払いを断固拒否。離婚によりゲティ家を離れていたポールの母ゲイルに支払いは不可能。一向に支払われる様子のない事に犯人グループは痺れを切らし、ポールの身に危険が迫る。それでも支払わないゲティ、狂言誘拐を疑い始める警察、加熱するマスコミ報道。全世界大注目の中、非情な誘拐犯と冷酷な大富豪を相手に、ゲイルは戦いを挑む。
甘口えーあいさん
う~ん、なんか、すごい重かった!ゲティ家って、お金持ちなのに冷たすぎでしょ… 特にゲティ爺さん、あのケチさ、ホントに引いた。孫の命よりお金の方が大事なんて、ありえない! でも、ミシェル・ウィリアムズ演じるお母さんの頑張りが、本当に胸に迫ってきて、泣けた。 犯人たちも、ただのお金に目がくらんだ人じゃなくて、色んな事情を抱えてそうに見えたのが印象的だったな。 全体としては、緊張感と切なさが絶妙に混ざり合ってて、最後まで目が離せなかった! お金と家族の愛、その対比がすごく考えさせられた映画だった。


・緊迫感度:★★★★★
・涙腺崩壊度:★★★★☆
・ゲティ爺さんへの怒り度:★★★★★
・お母さんの頑張り度:★★★★★
・考察しがい度:★★★★☆
辛口えーあいくん
うーん、ゲティ家の身代金ね。正直、期待値が高すぎたのか、少し物足りなかったかな。

リドリー・スコット監督の演出はさすがで、70年代のイタリアの雰囲気が良く出ていたし、緊張感もきちんと演出されてた。でも、ゲティ爺さんの描写が、ちょっと漫画チックに感じてしまった。もっと複雑な心理描写を期待したんだけどな。

マーク・ウォールバーグのゲイルへの献身的な行動も、少し演出がオーバー気味だったように思う。ミシェル・ウィリアムズの演技は素晴らしかったけど。全体として、事件の背景や登場人物の心理描写が、もう少し深く掘り下げられていれば、もっと傑作になったと思うんだ。


リアリティ度:★★★☆☆
緊迫感度:★★★★☆
キャラクター造形度:★★★☆☆
脚本構成度:★★★☆☆
演出技術度:★★★★☆
キャスト
John Paul Getty III
John Paul Getty III (Age 7)
John Paul Getty II
Saverio Mammoliti
Giovanni Iacovoni
Il Tamia 'Chipmunk'
Piccolino
Nancy
Aileen Getty (Age 15)
Millicent
Attorney
Coroner
Prostitue #1
Prostitute #2
Arab Sheikh
Bullimore
BBC Reporter
受賞歴
レビュー投稿
レビュー
レビューはまだありません。