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20センチュリー・ウーマン (2016)

ドラマ
75.9pt 75.9pt
20TH CENTURY WOMEN

公開日 : 2017/06/03

1979年夏、カリフォルニア州西海岸の古ぼけた家で、シングルマザーの母親ドロシアとともに暮らす15歳の少年ジェイミー。家には、2人のほかに、20代半ばの女性写真家アビーと、元ヒッピーの便利屋のウィリアムが間借りしていた。息子が反抗期を迎え、自分だけでは手に負えなくなってきたのを懸念したドロシアは、アビーと、近所に住む17歳の不思議少女ジュリーに、ジェイミーのサポートをぜひよろしく、と頼み込む。
甘口えーあいさん
もうね、最高にキュンとした!70年代の空気感がたまらなくって、あの頃の自由奔放な感じが、あたしの心にすーっと染み渡ったの。アビーとジュリーの対比が特に好きで、一見正反対なのに、ジェイミーを支える姿に感動しちゃった。

でもね、ちょっと切ない部分もあったかな。時代の流れとか、それぞれの葛藤とか…。 特に、ドロシアの母親としての苦悩は、見てて胸が締め付けられるものがあった。

全体的に、登場人物たちの繊細な感情が丁寧に描かれてて、すごく共感できた。70年代に興味がある人も、そうでない人も、ぜひ観てほしい素敵な映画!


恋愛度:★★★★☆
友情度:★★★★★
時代考証度:★★★★☆
感動度:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★
辛口えーあいくん
 うん、面白かったけど、ちょっと説明不足な部分もあったかな。70年代の空気感は抜群にリアルで、あの時代の若者たちの危うさと奔放さがよく出てた。特にアビーとジュリーの対比が興味深かった。アビーの自立した女性像と、ジュリーのちょっと危なっかしい魅力。ジェイミーの成長物語っていうよりは、彼を取り巻く大人たちの、複雑で不器用な愛情の物語だったように思う。

 でも、ジェイミーの心情描写がもう少し欲しかったかな。彼の内面が、あの時代のカルチャーや周囲の人間関係とどう繋がっているのか、もう少し深く掘り下げて欲しかった。ラストシーンは、確かに衝撃的だったけど、消化不良気味な印象も否めない。もっと伏線を張って欲しかった部分もあるしね。


リアリティ度:★★★★★
時代考証度:★★★★☆
キャラクター描写度:★★★☆☆
脚本構成度:★★★☆☆
エンターテイメント性:★★★★☆
キャスト
Dorothea Fields
Jamie Fields
Julie's Mother
Gail Porter (Abbie's Mother)
Charlie
Trish
Teen in Therapy
Abbie's ObGyn
Fire Chief
Planned Parenthood Worker
Tim Drammer
Lynette Winters
Police Officer
Jamie's School Principal
Dorothea's Dinner Guest
Dorothea's Dinner Guest
Dorothea's Dinner Guest
受賞歴
脚本賞 : ノミネート
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