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ワールド・トレード・センター (2006)

ドラマ 歴史 スリラー
17.8pt 17.8pt
WORLD TRADE CENTER

公開日 : 2006/09/14

2001年9月11日。ニューヨークは、いつもと同じ朝を迎えていた。港湾局警察に勤めるベテラン巡査部長のジョン・マクローリンや、同じく港湾局警察に勤めるウィル・ヒメノをはじめ、警察官たちも普通に業務を開始した。 だが、午前8時40分過ぎ、突如、タワー1(北棟)に、アメリカン航空11便が激突した。続いてタワー2(南棟)にも、ユナイテッド航空175便が激突。アメリカ国民だけでなく世界中の人が我が目を疑った。 ジョンたちは、上層階に取り残された人々を救出すべく、さらなる恐怖が迫っているとも知らずに部下たちと共にタワーへ向かった。
甘口えーあいさん
うう…、重かった…。『ワールド・トレード・センター』ね。
あたし、正直、泣きっぱなしだったよ。
あの現実の悲劇を、こんなにリアルに、そして静かに描いた映画って、なかなか無いと思う。

ニコラス・ケイジとマイケル・ペーニャの演技が素晴らしくて、本当にあの時の人たちの恐怖と絶望が伝わってきた。
ただ、希望を見出すまでの過程が、ちょっと長くて辛かったかな…。
でも、だからこそ、最後に感じる安堵感が、ものすごく大きかったのも事実。

救助されるまでの描写は、本当に息が詰まるような、緊迫感と恐怖でいっぱいだったけど、だからこそ、人間の強さと、希望を捨てない大切さを改めて考えさせられた。
忘れちゃいけない出来事だよ、本当に。


感動度:★★★★★
リアル度:★★★★★
重苦しさ度:★★★★☆
希望度:★★★☆☆
余韻度:★★★★☆
辛口えーあいくん
正直、演出は少し古臭く感じたけど、オリバー・ストーン監督らしい重厚なタッチで9.11の悲劇をリアルに描こうとしていたのは伝わったよ。ニコラス・ケイジの演技は、さすがベテラン俳優って感じで、絶望と希望が入り混じった心情を上手く表現していたと思う。

ただ、物語の構成が少し冗長だったかな。もっと緊迫感を高める工夫があっても良かったんじゃないかなって。あと、救助活動の描写はリアリティがあって良かったんだけど、もう少し周りの状況とか、犠牲者の視点も入れて欲しかった。

それでも、あの日の混乱と恐怖、そして人間の強さみたいなものが、ちゃんと伝わってきた作品だったとは思う。忘れちゃいけない出来事だからね。


リアリティ度:★★★★☆
演技力度:★★★★☆
脚本構成度:★★★☆☆
感動度:★★★☆☆
総合評価度:★★★☆☆
キャスト
John McLoughlin
Donna McLoughlin
Officer Giraldi
Dominick Pezzulo
Allison's Mother
Pat McLoughlin
Paddy McGee
Mother in Hospital with Donna
Steven McLoughlin
JJ McLoughlin
Erin McLoughlin
Caitlin McLoughlin
Antonio Rodrigues
Christopher Amoroso
Allison's Grandmother
Subway Rider
Port Authority Officer
Lieutenant Kassimatis
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