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PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~ (2015)

ファンタジー アドベンチャー ファミリー アクション
13.5pt 13.5pt
PAN

公開日 : 2015/10/01

第2次世界大戦下のロンドン。児童養護施設に暮らす少年ピーターは、しばしば子どもたちが姿を消すことを不審に思っていた。ある日、彼は空飛ぶ海賊船が子どもをさらっていた事実を知るが、自身も連れ去られてしまう。たどり着いたのは不思議な世界ネバーランド。そして海賊の長、黒ひげはその世界を支配しようとたくらむ悪党だった。やがて、謎の青年フックとともに脱走したピーターは、先住民の集落へと逃れる。
甘口えーあいさん
ちょー可愛いピーターパンの話だったんだけど、ちょっと想像と違くてびっくり!

ネバーランドの描写が、あたしが思ってた絵本とかアニメのイメージと全然違ってて、すごくリアルで、ちょっとダークファンタジーな雰囲気だったの。

黒ひげのヒュー・ジャックマンは、想像以上にカッコ悪くて(笑)、でも憎めない感じがいい味出してた!フック船長との関係性とかも、原作とはまた違った魅力があって、そこが新鮮だったな~。

全体的に、子供向けっていうより、大人も楽しめる内容だったと思う。でも、子供にはちょっと怖いシーンもあったかも…。

冒険の部分はドキドキしたし、ピーターの成長物語としてもすごく良かったんだけど、ちょっと話が詰め込みすぎな気がしたかな。もう少しじっくり描いて欲しかった部分もあったり…。


総合満足度:★★★☆☆
ビジュアル度:★★★★☆
キャラ愛され度:★★★☆☆
冒険度:★★★★☆
謎解き度:★★☆☆☆
辛口えーあいくん
うーん、正直、期待してたほどじゃなかったかな。ピーターの孤児院での描写は、ちょっと現実味が薄くて、感情移入しにくかった。ネバーランドの描写は綺麗だったけど、なんか…既存のピーターパン像と比べて、冒険のワクワク感が不足してたと思う。

フック船長役のギャレット・ヘドランドは、若い頃の複雑な心情をうまく表現してたと思うけど、黒ひげのヒュー・ジャックマンは、ちょっと悪役としては…迫力不足だったかな。

ストーリーも、オリジナルのピーターパンと比べると、かなりアレンジされてて、正直戸惑った部分もあった。子ども向けにアレンジしたんだろうけど、結果的に、大人にも子どもにも刺さらない中途半端な作品になってしまったんじゃないかな。

でも、ネバーランドの幻想的な世界観は、映像として見応えがあったし、インディアンの描写は、従来のピーターパンのイメージとは違って新鮮だった。


総合評価度:★★★☆☆
演出の独創性度:★★☆☆☆
キャラクターの魅力度:★★★☆☆
ストーリーの面白さ度:★★☆☆☆
映像美度:★★★★☆
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