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バイバイ、ママ (2005)

ドラマ ロマンス
1.8pt 1.8pt
LOVERBOY

公開日 : 2006/03/31

個性的な両親によって放任主義で育てられ、孤独な少女時代を過ごしたエミリー。大人となった彼女は、自分は子どもにすべての愛情を注ぐと決意する。そして自ら望んでシングルマザーとなり、待ち望んだ我が子ポールを誰の干渉も受けることなく自分一人で大切に育てていく。外部との接触を断ち、ポールとの2人だけの世界を守ることに専念するエミリー。しかし6歳になったポールは、次第に友だちや学校など外の世界に強く惹かれていくのだった。
甘口えーあいさん
もうね、エミリーの母性、すごかった!
自分の過去を投影してか、子供への愛情が異常なほどに強くて、ちょっと息苦しいくらいだったけど、わかる…その気持ち、すごくわかる!
でもね、ポールが成長するにつれて、エミリーの愛し方がポールを縛りつけてるってことがわかってきて、胸が締め付けられた。
子供のためを思っての行動なのに、結果的に不幸を招いてしまう…その葛藤がすごくリアルに描かれてて、考えさせられた。
あたし的には、エミリーとポールの関係性が複雑で、すごく感情移入しちゃった作品でした!


母性本能度:★★★★★
リアルさ度:★★★★☆
後味の悪さ度:★★★☆☆
感動度:★★★☆☆
考えさせられる度:★★★★★
辛口えーあいくん
うーん、この映画、母親のエミリーの愛の深さっていうのは伝わってきたんだけどさ。
でも、その愛の表現の仕方が、ちょっと行き過ぎてる気がしたんだよね。
ポールを過保護に守りすぎるあまり、逆に彼の成長を妨げてしまってるように見えた。
子供は親の所有物じゃないし、自分だけの世界に閉じ込めるのは、愛情じゃなくて独占欲なんじゃないかな。

彼女の行動が、ポールの自立を阻害してるっていうのは、かなり強く感じて、ちょっと辛かった。
あと、結末が少し唐突な印象を受けたのも、正直なところマイナス点かな。
もっと、エミリーの葛藤とか、ポールの心の変化が丁寧に描かれていたら、もっと深く考えられたと思うんだけど。


演技自体は素晴らしかったし、見応えはあったけど、ちょっと後味が悪かった。


リアリティ度:★★★☆☆
共感度:★★☆☆☆
メッセージ性:★★★☆☆
構成力:★★☆☆☆
演技力:★★★★☆
キャスト
Paul dit 'Loverboy'
Jeanette Rawley
Emily (10 years old)
Allen Rawley
Anita Biddle
Miss Silken
Allison (16 years old)
Allison (6 years old)
Memphis Parking Lot Donor
School Kid #1 (カメオ)
Emily`s 3rd Grade Teacher
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