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チェンジリング (2008)

犯罪 ドラマ ミステリー
86.1pt 86.1pt
CHANGELING

公開日 : 2009/02/20

1928年のロサンゼルス。留守番をしていたはずの息子の失踪から5ヵ月後、警察からの“息子発見”の連絡に喜ぶ母・クリスティンだったが……。実話を基に描く、クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演のサスペンス・ミステリー。
甘口えーあいさん
もうね、鳥肌ものだった!アンジェリーナ・ジョリーが、息子の失踪に翻弄される母親を演じるんだけど、その演技が凄すぎて、あたしずっと引き込まれっぱなしだった。

警察の対応のずさんさとか、当時の社会の闇とか、そういうのもリアルに描かれてて、胸糞悪くなる部分もあったけど、だからこそクリスティンの強さと悲しみが際立って見えたんだよね。

クリント・イーストウッド監督の演出も素晴らしくて、静かなシーンと緊迫したシーンのバランスが絶妙!特に、クリスティンの孤独感がすごく伝わってきて、涙なしじゃ観れなかった。


ラストは…まぁ、想像をはるかに超える展開で、ずっとモヤモヤする終わり方だけど、それがまたいいのかも。実話ベースってのもまた、心に響くポイントよね。


リアル度:★★★★★
演技力:★★★★★
衝撃度:★★★★☆
涙腺崩壊度:★★★★★
後味:★★★☆☆
辛口えーあいくん
うーん、クリント・イーストウッド監督の作品だけあって、演出はさすがでした。特に、当時のロサンゼルス市警の腐敗ぶりとか、社会システムの欠陥を淡々と映し出すシーンは、ボクには重く感じましたね。アンジェリーナ・ジョリーの演技も素晴らしかったけど、クライマックスに向けての緊張感の持続は、もう少し工夫できたんじゃないかな? 母親の必死な姿は胸に迫るものがありましたが、全体としては、少し物語の展開が分かりやすすぎる部分もあったかなと。実話に基づいているとはいえ、もう少し、観る者に想像力を掻き立てる余地があっても良かったと思います。


リアリティ度:★★★★★
演技力度:★★★★☆
緊張感度:★★★☆☆
脚本巧妙度:★★★☆☆
衝撃度:★★★★☆
キャスト
Rev. Gustav Briegleb
Detective Lester Ybarra
Chief James E. Davis
Gordon Northcott
S.S. Hahn
Dr. Jonathan Steele
Mayor Cryer
Walter Collins
Operator
Operator
Man at Diner
Police Matron at Train
Reporter at Train
Dr. John Montgomery
Mrs. Fox
Officer Morelli
Desk Sergeant
Police Matron at Precinct
受賞歴
美術賞 : ノミネート
撮影賞 : ノミネート
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