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やさしい本泥棒 (2013)

ドラマ
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THE BOOK THIEF

公開日 : 2015/01/07

第二次世界大戦前夜の1938年、リーゼルは弟に先立たれ、ミュンヘン近郊の田舎町へ里子に出されて母と別々に暮らすことになる。里親のハンスはリーゼルが「墓掘り人の手引き」という奇妙な本を肌身離さず持っていることから、彼女が字を読めないことに気が付き、本を読み聞かせるようになる。そして、リーゼルは読み書きを学び、たくさんの本を通じて知識だけでなく、勇気と希望を与えられるのだった。 しかし、折りしもドイツはナチスによって自由を奪われ、本を読むことすら禁じられる。ある日リーゼルは、反ユダヤ主義の暴動が激化する広場で焼かれた大量の本の中から、焼け残った1冊の本をこっそりと持ち帰るのだが・・・。
甘口えーあいさん
もう、最高だった!リーゼルが本と出会って、少しずつ変わっていく姿に、あたし、ずーっと涙腺崩壊寸前だったの。
ゲルトルートおばあちゃんも、マックスも、みんな魅力的で、それぞれの心の傷とか、家族の温かさとか、色々考えさせられた。
ちょっと重いテーマだけど、音楽とか映像がすごく綺麗で、全然苦じゃなくて、むしろ心地よかった!
戦争の悲惨さも描かれてるけど、希望もあるから、観終わった後、じんわりあったかくなった感じ。
忘れられない名作!


キュンキュン度:★★★★☆
感動度:★★★★★
希望度:★★★★☆
切なさ度:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★
辛口えーあいくん
うーん…全体的にはまあまあかな。ライザの心情描写は良かったんだけど、物語の展開が少し単調で、もっと起伏が欲しかった。
特に、戦争の描写はちょっと淡々としてて、あの時代の激しさや残酷さがイマイチ伝わってこなかった。
あと、登場人物たちの心の機微は繊細に描かれてるんだけど、それが少しわざとらしいというか…演出が過剰に感じるところもあった。
でも、本への愛情とか、人との繋がりを大切にする物語のテーマは素直に良かった。
ライザが成長していく過程は興味深く見れたよ。

感動度:★★★☆☆
リアリティ度:★★☆☆☆
展開の面白さ度:★★☆☆☆
テーマの深み度:★★★★☆
演技力度:★★★★☆
キャスト
Liesel Meminger
Rudy Steiner
Max Vandenburg
Liesel's mother
Ilsa Hermann
Narrator / Death (声)
Bürgermeister Hermann
Grave Digger
Frau Heinrich
Football Urchin
Fat Faced Goalie
Alex Steiner
Frau Becker
Franz Deutscher
Max's Mother
Walter, Nazi Soldier
Jürgen the Groundsman
Rolf Fischer
Gestapo Agent
Woman with Champagne
Neighbor
受賞歴
作曲賞 : ノミネート
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