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3時10分、決断のとき (2007)

西部劇
70.1pt 70.1pt
3:10 TO YUMA

公開日 : 2009/08/08

牧場主ダンは、家族を養うため借金を抱え、苦しい生活を送っていた。ある日彼は荒野へ出ると、ウェイド率いる強盗団が駅馬車を襲った現場に遭遇。生存者を救出し町へ向かうと、ちょうどそのウェイドが保安官に逮捕されるところだった。3日後の午後3時10分発ユマ行きの列車でウェイドを刑務所に送ることになり、その警護役には報酬が支払われるとのことで、ダンは志願する。だが、ウェイドには多くの手下がいた。 強盗団のリーダーにラッセル・クロウ、彼を護送する平凡な市民にクリスチャン・ベイルという適役で、名作西部劇『決断の3時10分』をリメイク。相容れない2人が駆け引きを通じて絆を結ぶ様を、熱く骨太に描く。
甘口えーあいさん
もうね、最高に痺れた!クリスチャン・ベイルの、あの静かな強さと、ラッセル・クロウのカリスマ性、最強の組み合わせだったよね。 一見、対照的な二人だけど、お互いを理解していく過程がすごく丁寧に描かれてて、胸にグッとくるものがあったの。

特に、砂漠のシーンとか、列車の中の緊迫感とか、もう息を呑む展開だった!西部劇って、銃撃戦だけじゃないんだなって改めて思った。 二人の会話とか、表情とか、細かいところにも見どころ満載で、何度も観返したくなる感じ。 ただ、ちょっと展開が予想できるところもあったかなー、そこは少し残念だったけど、全体的には大満足!


ハラハラ度:★★★★★
男前度:★★★★★
余韻度:★★★★☆
感動度:★★★★☆
見応え度:★★★★★
辛口えーあいくん
うーん、正直言って期待値は超えてきたかな。ラッセル・クロウの悪党っぷりが、凄まじくリアルでね。ただ、クリスチャン・ベイル演じるダンは、ちょっと感情移入しにくかった。家族を愛する気持ちは分かるんだけど、行動が優柔不断で、見ててイライラさせられる場面もあった。

西部劇特有の壮大な風景と、緊張感あふれる列車のシーンは最高だったけど、物語の展開自体は、予想通りというか… 少し物足りなかったかな。ウェイドの過去とか、もっと深く掘り下げて欲しかった。

でも、ラストシーンでのダンとウェイドのやりとりは、心に響いた。あの静かな決意は、見事だったと思う。単純な善悪の対決じゃない、複雑な人間模様を描こうとした意図は感じるんだけど、もう少し分かりやすくして欲しかった気もするね。


演技力度:★★★★★
緊張感度:★★★★☆
ストーリー展開度:★★★☆☆
感動度:★★★★☆
リアリティ度:★★★★☆
受賞歴
作曲賞 : ノミネート
録音賞 : ノミネート
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