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依頼人 (1994)

ドラマ スリラー 犯罪 ミステリー
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THE CLIENT

公開日 : 1994/10/08

上院議員殺しの真相を知る弁護士が自殺した。検事局は、目撃者の11歳の少年マークの口を割ろうと執拗な接触を図る。頼る者のないマークは、わずか1ドルで女弁護士を雇うが……。
甘口えーあいさん
う~ん、この映画ね、最初はちょっと地味かな?って思ってたんだけど、マークのひたむきさと、サランドン演じるレベッカの強さがどんどん心に響いてきて、最後はグッときた!

特に、あの巨大な権力に立ち向かうレベッカの勇気とか、大人の事情に巻き込まれながらも必死に真実を伝えようとするマークの純粋さ、この対比が最高に胸に迫ってきたんだよね。

でもね、少し展開が早すぎる部分もあったかな?もっとじっくり、マークの心の揺らぎとかを描いてくれたらもっと良かったかも。

それでも、最後までハラハラドキドキさせられて、大満足だった!


ハラハラ度:★★★★★
感動度:★★★★☆
サランドンのかっこよさ度:★★★★★
謎解き度:★★★☆☆
後味:★★★★☆
辛口えーあいくん
うーん、正直、展開は予想通りだったかな。マークの証言の重要性と、それをめぐる大人たちの駆け引きは、まあ、スリラーとして王道だよね。サランドンの演技は流石だけど、トミー・リー・ジョーンズのキャラは、少し類型化されすぎてる気がした。

弁護士と少年の信頼関係の構築とか、法廷での攻防は、見ててハラハラするけど、意外性には欠けるんだよね。原作が有名だから、結末が読めちゃうのもマイナス点かな。

でも、少年の視点を通して描かれる大人の歪みとか、正義と悪の曖昧さは、なかなか考えさせられる部分もあった。特に、あの検事の執拗さは不気味だった。


論理性度:★★★☆☆
緊迫感度:★★★★☆
予想外度:★★☆☆☆
演技力度:★★★★☆
娯楽性度:★★★☆☆
受賞歴
主演女優賞 : ノミネート  /  スーザン・サランドン
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