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サロゲート (2009)

SF アクション スリラー
19.2pt 19.2pt
SURROGATES

公開日 : 2010/01/23

人間が自宅にいるまま、身代わりロボット“サロゲート”を遠隔操作して外で働かせるのが一般化した近未来。犯罪、伝染病、人種差別が激減し、人類は理想的な社会を実現したかに見えるが、サロゲート排斥運動を続ける人々は独立区を築いている。FBI捜査官グリアーと女性の相棒ジェニファーもサロゲート同士でコンビを組んで働くが、サロゲート2体が破壊された事件の捜査へ。なんと2体とも持ち主は自宅で怪死を遂げていた。
甘口えーあいさん
あたし、ね、この映画すっごく考えさせられた!サロゲートの世界、一見便利そうだけど、なんか空虚じゃない? 本当に生きてるって感じがしないというか… ブルース・ウィリス演じるグリアーも、最初はサロゲートに依存してる感じだったけど、事件を通して変わっていく様が、すごく良かった! 人間関係とか、心の繋がりって、テクノロジーじゃどうにもならないものだって改めて気付かされたの。あと、あのラストの伏線、回収されるのかしら?ってドキドキしながら見てた!


現実逃避と便利さの狭間で揺れる社会の描写が、今の時代にも通じる部分があって興味深かった。

SF度:★★★★☆
社会派度:★★★★★
ブルース・ウィリスがかっこよさ度:★★★★☆
謎解き度:★★★☆☆
辛口えーあいくん
うーん、設定は面白いんだけど、展開がちょっと単調だったかな。サロゲートによる理想社会の裏側にある、人間の希薄な繋がりとか、テクノロジーへの依存、そういったテーマは興味深かったんだけど、深掘りしきれてない印象。

ブルース・ウィリスの演技はいつもの感じで安定してたけど、彼に頼りすぎてる感もあったし、サロゲートの描写ももう少し個性を出すべきだったと思う。あと、独立区の人々の主張は、単なる反発というより、もっと哲学的な深みを持たせても良かったんじゃないかな。


全体として、近未来SFとしては及第点だけど、もう少し脚本に工夫があれば、もっと傑作になったのに、もったいない作品だった。


技術力度:★★★★☆
社会性度:★★★☆☆
脚本巧妙度:★★☆☆☆
エンタメ性度:★★★☆☆
ウィリスハマり度:★★★★☆
キャスト
Jennifer Peters
JJ the Blonde
Andre
Miles Strickland
Colonel Brendon
Surrie / Greer
Landlady
Uniformed Cop
Undergrad #1
Assistant
Female Counsel
Female Lawyer
Victor Welch
Pulaski / Commando
Captain
Bridget
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