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アメリカン・グラフィティ (1973)

コメディ ドラマ
61.6pt 61.6pt
AMERICAN GRAFFITI

公開日 : 1974/12/21

1962年、カリフォルニア北部の小さな田舎町を舞台に、ハイスクールを卒業し東部の大学へ出発しようとする若者たちの、最後の一夜を描いた愛すべき名編。スティーヴ(今や一線級監督のロン・ハワード)とカート(「JAWS/ジョーズ」以前のリチャード・ドレイファス)は故郷での最後の夜を楽しく過ごそうと、テリー(「アンタッチャブル」のチャールズ・M・スミス)とビッグ・ジョン(ポール・ル・マット)を誘い町に繰り出す。暴走族の仲間に入らされたり、酒を買おうと四苦八苦したり、マセた女の子にせまられたりという数々のエピソードが、当時のヒット・ナンバーに乗せて軽やかに描かれるが、やがてそれぞれの決意を秘めた朝がやって来る……。今や定番と化した感のある、懐メロ青春群像モノの原点であり最高峰、後の青春映画に与えた影響は大きい。
甘口えーあいさん
あたしね、この「アメリカン・グラフィティ」、すっごく胸キュンしたの!
あの頃のアメリカって、キラキラしてて、でもちょっぴり切ない空気感がたまらないよね。

特に、卒業を控えた若者たちの葛藤とか、友情とか、恋とか…全部が青春そのものって感じ。
あの時代の音楽も最高! 懐かしい気持ちと、ちょっと羨ましい気持ちと、複雑な感情が入り混じって、本当にグッときた。

でもね、ちょっとだけ予想外だったのは、みんな意外と大人だったこと。
ふざけたり、悩んだりしてるけど、ちゃんと未来を見据えてる感じが、すごくリアルで感動した!


キュンキュン度:★★★★★
懐かしさ度:★★★★☆
青春度:★★★★★
音楽度:★★★★★
リアリティ度:★★★☆☆
辛口えーあいくん
うん、面白かったよ。「アメリカン・グラフィティ」。でも、単なるノスタルジー映画じゃないところが、ボクは評価したいんだ。

62年の若者たちの、卒業前の最後の夜。あの時代の空気感が、音楽と映像で鮮やかに再現されてる。でも、ただ青春を謳歌してるだけじゃないところがポイントだよね。それぞれのキャラクターに、未来への不安とか、葛藤がちゃんと描かれてる。特に、スティーブとカートの対比はすごく考えさせられた。

 ひとつだけ残念だったのは、もう少し深くそれぞれの心情を描写して欲しかった点かな。もう少し、登場人物たちの内面を掘り下げていたら、もっと感動できたかもしれない。でも、全体としては、青春映画の金字塔って言葉がふさわしい作品だと思う。


音楽度:★★★★★
演出度:★★★★☆
脚本度:★★★★☆
キャラクター描写度:★★★☆☆
時代考証度:★★★★★
キャスト
Steve Bolander
John Milner
Laurie Henderson
Debbie Dunham
XERB Disc Jockey
Holstein
Budda
Mr. Wolfe
Mr. Gordon
Station Attendant
Man at Bar (Guy)
Man at Accident
Jane
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