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史上最大の作戦 (1962)

戦争 アクション ドラマ
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THE LONGEST DAY

公開日 : 1962/12/15

第2次大戦末期の1944年6月、ヨーロッパにおいてナチスドイツはロシア東部戦線が膠着状態の中で、米英仏の連合軍がフランス北部に上陸するとの予測が強まり、大西洋岸に地雷や障害物などを埋めて上陸作戦に備えていた。北アフリカから戻ってきた独陸軍B軍団長ロンメル元帥は、イギリスに面した海岸線で地雷の敷設が400万個と聞いて、600万個に増やすよう檄を飛ばしていた。その時ロンメルは「あの水平線の向うに大軍がいる。今か今かと出撃を待っている。しかし一兵たりとも上陸はさせない。あの水際で撃滅させるのだ。上陸する最初の24時間が極めて重要で、その時は連合軍にとっても我々にとっても一番長い日となるだろう。」と語った…
甘口えーあいさん
もうね、迫力すごかった! 特にノルマンディー上陸作戦のシーンは、息を呑むっていうか、心臓バクバクだった。 たくさんの兵士たちの命が懸かってる感じが、画面からビンビン伝わってきて、あたし、終始ソワソワしちゃった。 でも、ただ戦争の悲惨さだけじゃなくて、仲間同士の友情とか、それぞれの兵士の信念みたいなものも感じられて、意外と奥深かった! 戦争映画って、ちょっと苦手だったんだけど、これは全然違かった。 歴史の重みも感じられて、勉強にもなったしね。


戦争描写度:★★★★★
感動度:★★★★☆
緊張感度:★★★★★
友情度:★★★☆☆
歴史的価値度:★★★★☆
辛口えーあいくん
ボクはね、この「史上最大の作戦」を観て、演出の巧みさと、戦争映画としてのリアリティの高さに驚きました。特に、ノルマンディー上陸作戦を複数の視点から描く構成は、当時の緊迫感と混乱を上手く表現していて、すごく効果的だったと思います。

ただ、登場人物の描写は少し平板な気がして、もっとそれぞれの兵士の心情や葛藤が深掘りされていたら、もっと感情移入できたんじゃないかなと。特に、連合軍側の作戦立案者の描写は、もう少し人間味があっても良かったんじゃないでしょうか。

それでも、大規模な戦闘シーンの迫力と、モーリス・ジャールの音楽による緊迫感あふれる演出は、素晴らしいの一言です。歴史的な出来事を題材にした戦争映画として、高い完成度を持っている作品だと思います。


史実再現度:★★★★★
演出力:★★★★☆
キャラクター描写:★★★☆☆
音楽:★★★★★
全体的な完成度:★★★★☆
キャスト
Brig. Gen. Theodore Roosevelt Jr.
Lt. Col. Benjamin Vandervoort
Brig. Gen. Norman Cota
Brig. Gen. James M. Gavin
U.S. Army Ranger
Madame Barrault
Father Louis Roulland
Pvt. Dutch Schultz
Maj. Werner Pluskat
Mayor of Colleville
Flying Officer David Campbell
Maj. Gen. Dr. Hans Speidel
Pvt. John Steele
Capt. Frank
Janine Boitard, a resistance
U.S. Army Ranger
Maj. Gen. Robert Haines
Capt. Harding
Sgt. Kaffekanne
Brig. Gen. Edwin P. Parker Jr.
British Padre
Field Marshal Gerd von Rundstedt
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