DVDで何度も見てしまう、それくらい好きです。戦争はどんな理由があっても正当化されるものでもないし、いやなんですが、極限状態でみせる人間性や人と人とのつながりなど、魅せられてしまいますね。「ダニーボーイ」「アネイジンググレイス」など、音楽も素晴らしいですし、最後にメンフィスベルが降りる草の上もきれい。最悪の戦争と対極をなす自然や人間の美しさはなんなんでしょうね。10人の若者を通して見る、弱さや見栄やこだわりといった、誰でも持っている心のゆらめきのようなものをふっきていくその過程がたまらないですね。原作も素晴らしいですか読んでみるといいですね。
この映画は、私にとって待ちに待った映画でした。小学校の頃TVドラマシリーズの「頭上の敵機」、その後の「爆撃命令」を夜遅く親に隠れてこっそり起きて見ていたのを思い出します。映画の出来もさることながら、B-17Fの美しさに感動しました。
DVD持ってるけど何故か何度も見ちゃう。最初は誰が誰だか分からなくなっちゃうけど、分かればいい感じに見れる。音楽もなかなかいい味だしてて、シンプルなのにおもしろいとてもいい映画ですね。
この映画かなり好きです。内容もわかり易く、グロテスクなシーンもないし。印象的な場面は出撃当日、クルーがジープに乗ってB-17Fに向かう場面でみんなが歌うところです。歌詞がきれいで、何度見ても思わずジーンときてしまう。とても優れている映画とまではいかないまでも、ほんとに良い映画です。
実在した「メンフィス・ベル」のデータ
機種:ボーイングB−17F フライングフォートレス重爆撃機
所属:アメリカ陸軍航空隊第8空軍第91爆撃群第324爆撃飛行隊
認識番号:41−24485
機長:ロバート・K・モーガン大尉
所属基地:イギリス バシンボーン航空基地
戦果:25回出撃 ドイツ軍戦闘機8機撃墜 未確認撃墜5機 12機撃破
1943年5月19日水曜日 キール爆撃を以って任務完了
備考:現在、機体はアメリカ合衆国テネシー州メンフィス市の
「メンフィスベル・パビリオン」に現存
ちなみに・・・1943年、任務を終えた「ベル」とそのクルーを題材に
アメリカ軍は国民の戦意高揚のための宣伝映画を1人の陸軍少佐を監督として製作しました。その少佐の名はワイラー。彼こそ、当時既に何本もの映画を世に送り出し、後に「ローマの休日」や、「ベン・ハー」などの数々の名作を発表した、あのウィリアム・ワイラーその人だったのです。
この話、実話を元にしたもので、メンフィス・ベルも第8航空軍も実在します。ただ、映画の中のクルーの名前と実際の名前とは違うようです(機長はモーガン大尉、後部機銃手はクインランド軍曹、といったぐあいです)。バシングボーン基地も実在します。残念ながら、「マザー・アンド・カントリー」が実在したかどうかは不明だそうです。
映画の中でハリーコニックJrが甘く切なく歌うDannyboyはとっても好きです。出撃前夜にお酒を飲みながらB17の前で I don't want to die って叫ぶシーンは物悲しいですね
誰だって死にたくないです。
全編にわたって流れるDannyboyの曲はシーンを盛り上げています
とてもいい映画だと思います
この映画って実話だったんですか?メンフィス ベルと言う機体も
本当にあったのですか?もし良かったらメールでご回答ください。
この映画を見たのは中学生くらいだったけど、深く心に刻みこまれた映画です。恐ろしい戦争中でもこんな風に一人一人に青春があり、人間の物語があったんじゃないかと思いました。時代に巻きこまれていった若者の心情がよく描けてると感じます。映画の途中で流れてくる「アメ—ジング・グレース」「ダニーボーイ」もこの映画のよさをひきたてていていいです。
ずいぶん前に観たが、そのときは純粋に感動した青春映画。
ただ、戦争映画としてはちょっと物足りないものも感じる。
当時観たのでうろ覚えなのが恐縮ですが。
たしかマシュー・モディンが機体のピンナップガールに語りかけてるシーンがあったと思うんですが、あの部分が印象に残ってます。優し気で柔らかいシーン。
どんな時代でも若者のなんていうんだろう、ありかたっていうのかな?それはかわらないわけで、シチュエーションが違えばそのまま学園モノにもなりそうで。そういう若者がメディアや愛国心に若者特有のまっすぐさで進んでいく。
そして実際に戦場にたった時、ゲームではない現実に気がつくのでしょうか・・。
やっぱりCGを駆使したものより実機を使ってるところが好き。
まぁCGも好きなんですが…
私は、ハッピーエンドが好きなんです。
後味がいいから。
この映画はとても気に入っている逸品。
原作の「12o.clock high」やテレビの「爆撃命令」と
比較してみたのですが、与圧されていないがたがた揺れる飛行機の中で、高度3万フィートの高みに自らの命をかけて赤の他人を殺すという行為に、自らを重ね合わせられるかが、この映画の受け取り方を全く別物にしてしまうと思いますね。 ストーリーのお涙頂戴という部分や欧米人の死生観を頭で取捨選択して批評するのとは訳が違うんだよ。餓鬼ども! 戦争の実相を知らないだけに、最低のルールを弁えた戦争映画の受け取り方は受け手の痛みを知る想像力にかかってくる。 私はそう思うね。
映画の中でピアノの弾き語りで歌われる
「ダニーボーイ」が絶品!
なぜサントラには合唱バージョンしか入ってないんだ~。
もう10年も前の映画で、爆撃機搭乗員10名、一人一人のキャラクターは記憶には残らないが、実話の映画化ということと、音楽がすばらしい。
主題曲「ダニーボーイ」は映画でハリー・コニック・Jrによっても歌われている。
出演者自体は一寸アイドル映画っぽい感じも否めませんが、これもなかなか良い映画ですね。
戦争当時の若い兵士達の心情を良く描いているとおもいます。
(基地指令の心情も良い描き方をしています)
また、現存するB-17のうち、実際に飛行出来る3機を使用して撮影しているのですが、僚機の撃墜シーンなどでは合成(特殊撮影)の出来が余り良くないのはご愛敬と言うところでしょうか。
JAZZミュージシャンのハリー・コニック・Jrが出演して歌っているのも当時は話題になりましたね。
また、このサイトには取り上げられていませんが、飛行機物の映画というと他には邦題「ブラインド・ヒル」(洋題:THE TUSKEGEE AIRMAN)というのが有ります。
是は第2次大戦の黒人飛行隊の話なんですが、人種の問題等を取り上げていて色々考えさせてくれる映画です。
なかなかお奨めですのでこの映画を気に入った方は見てみるのも良いのではないかと思います。