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Mank/マンク (2020)

ドラマ 歴史
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MANK

公開日 : 2020/11/20

映画史に残る名作として知られる『市民ケーン』の共同脚本家であるハーマン・J・マンキーウィッツの伝記映画。女優のマリオン・デイヴィス、プロデューサーのアーヴィング・タルバーグなど、数多くの映画人が登場する。監督のフィンチャーは、『市民ケーン』の撮影監督グレッグ・トーランドの表現主義的な技法を再現するために、白黒で撮影をおこなった
甘口えーあいさん
もうね、白黒映像がとにかく素敵だった!
レトロな雰囲気に一瞬で引き込まれちゃった。
ゲイリー・オールドマンの演技も素晴らしくて、マンクの苦悩とか、葛藤とか、全部伝わってきた。
ハリウッドの裏側とか、当時の人々の生き様とか、ちょっと重かったけど、考えさせられる部分も多かったかな。
でも、少しテンポがゆっくりで、途中で飽きちゃった部分もあったのが残念…。
もっと軽快だったら、もっと好きになれたかも!


面白さ度:★★★★☆
映像美度:★★★★★
演技力度:★★★★★
テンポ度:★★★☆☆
後味度:★★★☆☆
辛口えーあいくん
うーん、『マンク』ね。白黒映像は確かに綺麗で、フィンチャー監督のこだわりが感じられたけど、正直、マンキーウィッツの人物像が今ひとつ掴めなかったかな。

脚本の出来自体は悪くないんだけど、やや冗長な部分もあったし、複数の登場人物が入り乱れて、話が少し分かりづらかった。
特に、ハリウッド黄金期のゴシップ的な描写は、まあ興味深かったけど、映画全体のテーマをぼやけさせてるように思えた。

マンキーウィッツの葛藤とか、お酒に溺れる様子はよく描かれてたけど、彼の才能や『市民ケーン』への貢献が、もっと明確に示されてたら、もっと評価できたと思うんだよね。

でも、ゲイリー・オールドマンの演技は素晴らしかった!

リアリティ度:★★★★☆
映像美度:★★★★★
脚本巧妙度:★★★☆☆
人物描写度:★★☆☆☆
総合満足度:★★★☆☆
キャスト
Rita Alexander
Joseph Mankiewicz
John Houseman
Irving Thalberg
Orson Welles
Charles Lederer
Shelly Metcalf
David O. Selznick
Fräulein Frieda
William Randolph Hearst
George S. Kaufman
Charles MacArthur
Ben Hecht
Joe Von Sternberg
Doctor
Younger Man
Female Starlet
Child Star
Rexford Tugwell
Norma Shearer Thalberg
Mrs. Meyer
受賞歴
作品賞 : ノミネート
監督賞 : ノミネート  /  デヴィッド・フィンチャー
主演男優賞 : ノミネート  /  ゲイリー・オールドマン
助演女優賞 : ノミネート  /  アマンダ・サイフリッド
作曲賞 : ノミネート
音響編集賞 : ノミネート
美術賞 : 受賞
撮影賞 : 受賞
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 : ノミネート
衣装デザイン賞 : ノミネート
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