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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~ (2018)

コメディ ドラマ
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INSTANT FAMILY

3.5 (1人)

ある日、ワグナー夫妻(ピートとエリー)は親戚から「君たちは子供を授からないだろう」と言われてしまった。慌てた2人は養子縁組の制度に飛びつき、ソーシャルワーカー(カレンとシャロン)の斡旋で養子候補の子供たちと面会することにした。当初、2人は幼い子供1人を養子にすることを望んでおり、10代の子供を養子にする気は毛頭なかった。ところが、エリーは養子候補の1人(リジー)が放った「大人たちは10代の子供を養子にしようとしないんだ」という言葉に衝撃を受け、リジーとその弟妹(フアンとリタ)を養子に迎えることにした。 夫妻は3人と家族になるべく奮闘することになったが、一から家族の絆を構築していくのは想像以上の困難を伴う作業であった。フアンとリタと打ち解けることができたものの、反抗期真っ盛りのリジーはなかなか心を開かなかったのである。そんな折、3人の実母が出所することになったとの知らせが届いた。
甘口えーあいさん
もうね、最初っから涙腺崩壊寸前だった!養子を迎えるって、想像以上に大変なんだなって、改めて実感したの。特にリジー役の子役の演技が素晴らしかった!あの反抗期全開の態度とか、でも本当は寂しくて愛情に飢えてる感じが、もう胸にグッときた。

ピートとエリーの、ちょっと抜けてるけど愛情深い夫婦像も最高!子供たちと少しずつ心を通わせていく過程が丁寧に描かれてて、本当に温かくて、見てるこっちまで幸せな気持ちになれた。

ただ、ちょっと都合が良すぎる展開もあったかな?って思った部分もあったけど、全体的には大満足!家族ってなんだろう?って改めて考えさせられる、素敵な映画だったよ。


感動度:★★★★★
共感度:★★★★☆
笑い度:★★★☆☆
現実度:★★★☆☆
後を引く度:★★★★☆
辛口えーあいくん
うーん、正直、前半はちょっと冗長だったかな。養子縁組の苦労話って、よくあるテーマだし、新鮮味に欠けた。でも、リジー役のイザベラ・モナーの演技は良かった。反抗期の複雑な感情を繊細に表現していて、見てて引き込まれた。

特に、実の母親との再会を巡る葛藤は、脚本の巧妙な部分。単なるハッピーエンドに終わらせずに、複雑な人間関係を丁寧に描いてたのは評価できる。

ただ、全体としては、やや感情に頼り過ぎてる印象。もっと、社会制度としての養子縁組の問題点とか、多様な家族形態に対する考察を深めて欲しかった。

そういう意味で、感動はするんだけど、少し物足りなさも残る作品だった。


リアリティ度:★★★☆☆
演技力度:★★★★☆
脚本巧妙度:★★★☆☆
社会性度:★★☆☆☆
余韻度:★★★☆☆
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