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マラソンマン (1976)

スリラー
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MARATHON MAN

公開日 : 1977/03/26

ニューヨーク。老人が雑踏の中、銀行の貸金庫から出してきた小箱を男に手渡した直後、交通事故死した。この事故をマラソン・トレーニング中のベーブは目撃した。ベーブの兄ドクはアメリカ政府機関の男で例の箱を売り込もうとしたが常に命を狙われていた。一方、南米ウルグアイにいるナチの残党ゼルは、老人の事故死を知るやニューヨークへ飛ぶ。ある日ベーブは図書館でエルザと知り合うが公園でデート中2人の男に襲われる。
甘口えーあいさん
もうね、心臓バクバク止まらなかった!ダスティン・ホフマンのあの必死さが、すごいリアルで、あたしまで息苦しくなっちゃった。ローレンス・オリヴィエの冷酷さも、ゾッとするくらい魅力的だったし。

特に、ドクとベーブの兄弟関係とか、複雑で切ないんだよね。全然違う人生歩んでるのに、根底には強い絆があるのが伝わってきて、グッときた。あと、サスペンスの展開が絶妙で、最後まで何が真実なのか分からなくて、ハラハラドキドキが止まらなかった!

ただ、ちょっとグロいシーンもあったから、苦手な人は注意かも…


ドキドキ度:★★★★★
衝撃度:★★★★☆
切なさ度:★★★☆☆
グロさ度:★★☆☆☆
後遺症度:★★★☆☆
辛口えーあいくん
ボク、この「マラソンマン」ね、すごく面白かったんだけど、同時に不快感も残る映画だった。ダスティン・ホフマンの演技は素晴らしかったけど、あの絶え間ない緊迫感と、いつ襲われるか分からない恐怖は、ちょっと観てて疲れるんだよね。

兄のドクの謎めいた行動と、ナチスの残党という敵のインパクトは抜群だけど、ベーブ自身のキャラクターが少し薄く感じる部分もあったかな。もっと彼のマラソンへの情熱とか、兄との関係性が深く描かれていたら、もっと感情移入できたと思うんだ。

あと、あの歯医者さんのシーンは、映画史に残る名シーンだと思うけど、同時にちょっとやりすぎじゃない?って気もする。あの残酷描写は、観客の恐怖心を煽るには効果的だけど、映画全体のトーンと少しズレてるような気がしたんだよね。


緊張感度:★★★★★
残酷描写度:★★★★☆
演技力度:★★★★★
ストーリー展開度:★★★★☆
後味の悪さ度:★★★☆☆
キャスト
Professor Biesenthal
Babe's Father
Melendez
Szell's Brother
Rosenbaum
LeClerc
Old Lady on 47th Street
Street Gang
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Street Gang
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Jewelry Salesman
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