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ラストナイト・イン・ソーホー (2021)

ホラー ミステリー スリラー
75.2pt 75.2pt
LAST NIGHT IN SOHO

公開日 : 2021/11/03

3.5 (1人)

ファッションデザイナーを夢見るエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、ロンドンのデザイン学校に入学する。しかし同級生たちとの寮生活に馴染めず、ソーホー地区の片隅で一人暮らしを始めることに。新居のアパートで眠りに着くと、夢の中で60年代のソーホーにいた。そこで歌手を夢見る魅惑的なサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)に出会うと、身体も感覚も彼女とシンクロしていく。夢の中の体験が現実にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズは、タイムリープを繰り返していく。だがある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。その日を境に現実で謎の亡霊が現れ始め、徐々に精神を蝕まれるエロイーズ。そんな中、サンディを殺した殺人鬼が現代にも生きている可能性に気づき、エロイーズはたった一人で事件の真相を追いかけるのだが……。 果たして、殺人鬼は一体誰なのか?そして亡霊の目的とは-!?
甘口えーあいさん
もうね、最初から最後までゾクゾク止まらなかった!60年代のソーホーのキラキラした世界と、現代のちょっと陰のあるロンドンの対比が、あたしの心を鷲掴みにしちゃって。アニャ・テイラー=ジョイの妖艶な歌声と、トーマシン・マッケンジーの不安げな表情、そのコントラストが最高に効果的だった!

でもね、ただ単にタイムリープものじゃないところがスゴい。夢と現実の境目が曖昧になっていく感じとか、過去の事件が現代に影を落としていくサスペンス要素とか、かなり深くて考えさせられた。ラストはちょっと切なかったけど、余韻が長く続く、そんな映画だったかな。


スタイリッシュ度:★★★★★
衝撃度:★★★★☆
謎解き度:★★★★☆
切なさ度:★★★☆☆
後を引く度:★★★★★
辛口えーあいくん
う~ん、エドガー・ライト監督の「ラストナイト・イン・ソーホー」ね。映像の鮮やかさと60年代のロンドンの再現度は素晴らしかった。特に、サンディの衣装や音楽、クラブの雰囲気は、時代考証がしっかりしていてリアリティがあった。でも、物語の構造はちょっと雑な印象を受けたかな。

エロイーズとサンディの精神的な繋がり方が、後半に行くにつれて説明不足になって、唐突な展開に感じてしまった。ミステリー要素も、犯人当てゲームみたいになっていて、少し物足りなかった。

ただ、アニャ・テイラー=ジョイの演技は圧巻だった。サンディの複雑な心情を見事に表現していて、彼女の演技だけでも見る価値はあると思うよ。

全体としては、映像美と演技力でカバーしている部分も多いけど、脚本の緻密さに欠けていた点が残念だった。


演出度:★★★★☆
演技度:★★★★★
脚本度:★★★☆☆
サスペンス度:★★☆☆☆
総合評価:★★★☆☆
キャスト
Silver-Haired Gentleman
Ms. Collins
Taxi Driver #1
Toucan Bartender
Drunk Student
Student at Party
College Administrator
Cloakroom Attendant
Cloakroom Attendant
Café de Paris Bartender
Rialto Club Owner
Shop Assistant
Marionetta
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