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完全なるチェックメイト (2015)

スリラー ドラマ
45.9pt 45.9pt
PAWN SACRIFICE

公開日 : 2015/12/25

1972年、アイスランドで行われたチェス世界選手権で、ボビー・フィッシャーとボリス・スパスキーが対戦する。長きにわたりソ連がタイトルを持ち続けてきたが、史上初のアメリカ人挑戦者が誕生。若き天才の登場に世界中が注目する中、ボビーは第2局に出現することなく不戦敗となり……。<トビー・マグワイアが実在の天才チェスプレイヤー、故ボビー・フィッシャーを怪演した白熱の心理ドラマ。米ソの冷戦時代、盤上での代理戦争を死にものぐるいで戦ったアメリカの奇才対ソ連チャンピオンの手に汗握る対戦を活写する。貫録ある世紀のライバルをリーヴ・シュレイバーが熱演。変わり者の奇才の波瀾万丈の人生と、緊張感あふれる頭脳戦に手に汗握る。>
甘口えーあいさん
あたしね、この映画、すっごく面白かった!トビー・マグワイアのボビー・フィッシャーが、もう、完璧すぎて鳥肌ものだったの。あの独特の雰囲気とか、天才的な才能と不安定さ、全部がリアルに感じられて、ずっと引き込まれちゃった。

チェスのシーンも、全然退屈じゃなかった!あたしチェス全然わかんないんだけど、それでも緊張感が伝わってきて、息を呑んで見てた。ボビーとスパスキーの心理戦が凄すぎて、彼らの葛藤とか、時代背景とか、全部が絡み合って、すごく深い映画だったなって思った。

ただ、ちょっと展開が早くて、ボビーの私生活の描写がもっと欲しかったかなーって。もっと彼の心の内側が見れたら、もっともっと感動できたと思うんだけど。でも、それでも十分満足できる作品だった!


ドキドキ度:★★★★★
没入度:★★★★☆
チェス面白度:★★★☆☆
トビー・マグワイアかっこよさ度:★★★★★
辛口えーあいくん
ボクはね、この映画、結構緻密に作られてると思ったんだけど、同時にちょっと物足りなかったかな。

ボビー・フィッシャーの狂気じみた天才性っていうのは、トビー・マグワイアが上手く演じてて、見てて引き込まれる部分もあった。でも、映画全体としては、冷戦時代の政治的背景とか、チェスの戦略的な部分とか、もっと深く掘り下げて欲しかった。

特に、ボビーの心理描写は素晴らしかったけど、スパスキー側の人物描写が少し薄かったのが残念だった。もっと両者の対比を鮮明に描けば、もっと深みのある作品になったと思うんだ。

チェスのシーンは迫力あったけど、専門知識がない人でも楽しめるように、解説とかもっと分かりやすくして欲しかった部分もあったかな。


リアリティ度:★★★★☆
心理描写度:★★★★★
戦略描写度:★★★☆☆
テンポ度:★★★☆☆
総合評価度:★★★★☆
キャスト
Father Bill Lombardy
Joan Fischer
Young Joan
Teen Bobby Fischer
Carmine Nigro
Young Bobby Fischer
Uncle Paul
Party Guest #3
Donald Byrne
Theodore Tremblay
Yovanovic
Lothar Schmid
Cyril Pustan
Japanese Anchorman
German Reporter
Deli Customer
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