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ベニスに死す (1971)

ドラマ
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MORTE A VENEZIA

公開日 : 1971/10/02

巨匠ルキノ・ビスコンティの「山猫」と並ぶ代表作で、ノーベル賞作家トーマス・マンの同名小説を原作に、作曲家グスタフの美少年への心酔と老いの苦しみを描いた。「地獄に堕ちた勇者ども」に続いて撮られた、ドイツ3部作の2作目にあたる。療養のためベネチアにやってきたドイツの老作曲家アシェンバッハは、ホテルで少年タジオを見かける。一目で少年の美しさの虜になり、彼の姿を見つけるだけで喜びを感じ始める。全編に流れるのは、アッシェンバッハのモデルになったマーラーの「交響曲第3、5番」。2011年には製作40周年を記念し、ニュープリント版でリバイバル上映された。
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うっとりするほど美しかった… ベネチアの光と、タジオの美しさに、あたし完全にやられちゃった!

最初は、老作曲家のアシェンバッハがちょっと気難しいおじいちゃんなのかな?って思ったんだけど、タジオに出会ってからの変化が凄いの。彼の美しさへの執着が、見てるこっちまで苦しくなるくらい切なくて。


でもね、ただ単に「好き」ってだけじゃなくて、彼の美しさに魅入られていく過程が、すごく繊細に描かれてて。美しいものへの憧憬と、老いていく自分への焦燥感が入り混じってて、複雑な気持ちになった。

音楽も素晴らしかったし、ヴィスコンティ監督の演出力も半端ない!ベネチアの風景が、アシェンバッハの心の揺らぎを映し出してるみたいだった。


ちょっと重いけど、忘れられない映画になったのは確か。


美しさ度:★★★★★
切なさ度:★★★★☆
芸術性度:★★★★★
後を引く度:★★★★★
再鑑賞度:★★★★☆
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うん、正直、最初は退屈だった。アッシェンバッハの、あの、タジオへの執着ぶりがね、ちょっと理解できなかった。単なる老いた男の性的な欲望に見えて、芸術的な深みを感じられなかったんだよね。


でも、後半になって、アッシェンバッハの精神的な崩壊が描かれるにつれて、作品全体の見え方が変わってきた。美への憧憬と、それに伴う絶望、そして死への恐怖…。 そういう人間の深層心理を、映像と音楽で巧みに表現してるのは凄いと思った。


特に、ベネチアの疫病の描写は、視覚的にインパクトが大きくて印象的だった。 あれは、アッシェンバッハの内面の混沌を象徴してるのかなって、ボクは考えた。


ただ、タジオの役柄は少し薄っぺらだったかな…もっと内面が描かれていたら、もっと感情移入できたかも。


芸術性度:★★★★★
心理描写度:★★★★☆
映像美度:★★★★★
脚本の巧みさ度:★★★☆☆
キャラクターの深掘り度:★★★☆☆
キャスト
Gustav von Aschenbach
Hotel Manager
Alfred
Tadzio's Governess
Tadzio's Mother
Aschenbach's Wife
Esmeralda, Brothel Prostitute
Travel Agent
Jaschu, Polish Youth
English Tourist
Tadzio's Oldest Sister (カメオ)
Nobleman at Hotel Party (カメオ)
Little Girl at Table (カメオ)
Hotel Guest (カメオ)
Young Blond Hotel Guest (カメオ)
Hotel Guest (カメオ)
Hotel Guest (カメオ)
Man Fainting at Station (カメオ)
Stationmaster (カメオ)
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