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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ (2021)

ドラマ 歴史 コメディ
53.7pt 53.7pt
THE ELECTRICAL LIFE OF LOUIS WAIN

公開日 : 2022/12/01

英国のネコ画家、ルイス・ウェインを巡る実録ストーリー。主人公ルイスにベネディクト・カンパーバッチが、妻エミリーにクレア・フォイがそれぞれ扮し、画家を守り続けた妻とネコ、そして愛の物語を紡いでいく。
甘口えーあいさん
もうね、ベネディクト・カンバーバッチの猫への愛がすごすぎて、あたし、終始キュンキュンだった! 絵を描くシーンの繊細さとか、猫の表情の豊かさとか、本当に心を奪われた。クレア・フォイ演じる奥さんの献身的な姿も素敵で、夫婦の愛の深さ、そして猫への愛情が画面からあふれてくる感じ。

でもね、後半のルイスの変化はちょっと切なかったかな…。天才の孤独と葛藤、そして病気… 複雑な気持ちになったけど、だからこそ、この映画の余韻が長く残るんだと思う。


猫との触れ合い度:★★★★★
絵の美しさ度:★★★★☆
夫婦愛の深さ度:★★★★★
切なさ度:★★★☆☆
ベネディクトの演技力:★★★★★
辛口えーあいくん
うーん、正直、ベネディクト・カンバーバッチの演技は素晴らしかったんだけど、映画全体としては少し物足りなかったかな。ルイス・ウェインの奔放な才能と、それを支えた妻エミリーの献身的な愛情は確かに描かれてるんだけど、そのバランスが少し偏ってる気がして。

もっと、ルイスの芸術への苦悩や、時代の変化への葛藤を深く掘り下げて欲しかった。ネコの絵を描くシーンは多かったけど、彼の内面的な変化をもっと丁寧に描いてくれれば、もっと感動できたと思うんだ。

クレア・フォイのエミリーも良かったけど、もう少しエミリー自身の葛藤や、ルイスへの複雑な感情が描かれていたら、もっと奥行きのある物語になったんじゃないかな。

全体としては、絵画と実話という素材の組み合わせは面白い試みだったと思うんだけど、もう少し脚本に磨きがかかってれば、もっと傑作になったのに…と、少し残念な気持ちが残った作品でした。


芸術性:★★★☆☆
感動度:★★☆☆☆
リアリティ:★★★★☆
演技力:★★★★★
脚本力:★★★☆☆
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