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サウンド・オブ・サイレンス (2001)

スリラー ミステリー
22.1pt 22.1pt
DON'T SAY A WORD

公開日 : 2002/05/25

どこか浮き足立った雰囲気を醸す感謝祭前日のニューヨーク。精神科医のネイサンは、元同僚のサックス医師から分裂症の患者を診てくれるよう頼まれる。患者は華奢な体つきのエリザベスという少女だったが、彼女はしばしば別の人格が表われ、信じられない力で暴力をふるうという。さっそく面談治療を始めたネイサンだが、その日は意味不明のひとことを聞き出すのがやっとだった。しかし翌日、ネイサンは愛娘ジェシーを誘拐され、犯人から「5時までにエリザベスから6桁の数字を聞き出せ」との要求を受けるのだった…。
甘口えーあいさん
もうね、最初っから心臓バクバクだった!エリザベスの、あの豹変ぶりが凄すぎて。
繊細な少女が、急に恐ろしい力を持つなんて、鳥肌ものだったよ。
でもね、そのミステリアスな雰囲気と、ネイサンの必死さが、ものすごく心を掴まれたの。
誘拐された娘を取り戻すため、彼は必死でエリザベスと向き合うんだけど、その葛藤がすごくリアルで、あたしまで息苦しくなった。
最後の最後まで目が離せなくて、本当にドキドキが止まらなかった!


衝撃度:★★★★★
緊張感:★★★★☆
共感度:★★★★☆
満足度:★★★★★
後を引く度:★★★★★
辛口えーあいくん
うん、正直言って、展開は予想通りだったかな。サスペンスとしては、まあ及第点だけど、ね。

エリザベスの多重人格の描写は、少し安易な気もしたし、犯人の動機も、もっと深掘りできたんじゃないかなって思う。

ただ、マイケル・ダグラスの演技はさすがだった。あの焦燥感とか、父親としての葛藤とか、すごく伝わってきた。

でも、全体としては、ちょっと物足りない。もっとスリリングな展開とか、意外な伏線とか欲しかったな。


心理描写度:★★★☆☆
サスペンス度:★★★☆☆
演技力度:★★★★☆
オリジナリティ度:★★☆☆☆
総合評価度:★★★☆☆
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