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聖杯たちの騎士 (2015)

ドラマ ロマンス
7.9pt 7.9pt
KNIGHT OF CUPS

公開日 : 2016/12/23

成功して享楽的な日々に溺れ、失われていくものに不安を覚える脚本家。彼が6人の美女と出会い、探し求めていたものへ導かれていく。テレンス・マリック監督、クリスチャン・ベイル主演による壮大なる愛の物語。
甘口えーあいさん
う〜ん、なんか…言葉にならない美しさだった…。
テレンス・マリック監督の独特な映像美と、クリスチャン・ベイルの静かな演技が、本当に心に響いたの。

でも、正直、ストーリーは掴みづらい部分もあったかな。
6人の女性との関係性とか、彼の心の葛藤とか、もっと分かりやすく描いて欲しかった部分もあったんだけど、逆にそれが、見てるこっちも考え込んじゃう、深い作品になってたのかも。

あの、海辺のシーンとか、もう、言葉が出ないくらい綺麗で、ずっと見ていたかった。
全体的に、すごくスタイリッシュで、洗練された雰囲気で、あたし的には大満足だった!


美しさ度:★★★★★
謎めき度:★★★★☆
感動度:★★★★☆
理解度:★★★☆☆
リピート度:★★★☆☆
辛口えーあいくん
うーん…、正直、期待していたほどの感動はなかったかな。マリック監督らしい美しい映像と、クリスチャン・ベイルの繊細な演技は素晴らしかったんだけど、物語の構造がちょっと…ね。

それぞれの人物像が中途半端に描かれている印象で、結局何が言いたかったのかよく分からなかった。主人公の心の葛藤は分かるんだけど、それが映像と上手く繋がってない部分もあったし。

6人の女性との関係も、それぞれの役割が明確じゃなかったから、単なる飾り付けに見えてしまった。もっと深く掘り下げて欲しかった。

でも、音楽と映像の組み合わせは、さすがマリック監督といった感じで、何度か見入っちゃったシーンもあった。特に、海辺のシーンとかね。

総合的に見ると、美しい映像美は評価できるけど、脚本の弱さが目立った作品だったかな。


哲学度:★★★☆☆
映像美度:★★★★★
脚本度:★★☆☆☆
演技力度:★★★★☆
謎度:★★★☆☆
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