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関心領域 (2023)

ドラマ 歴史 戦争
60.2pt 60.2pt
THE ZONE OF INTEREST

公開日 : 2024/05/24

空は青く、誰もが笑顔で、子どもたちの楽しげな声が聞こえてくる。そして、窓から見える壁の向こうでは大きな建物から煙があがっている。時は1945年、アウシュビッツ収容所の隣で幸せに暮らす家族がいた。
甘口えーあいさん
う~ん、なんか…複雑な気持ちになった!
幸せそうな家族の日常と、すぐそこに広がる絶望的な現実の対比が、ずっと胸にずっしりきてさ。
子供たちの無邪気さとか、家族の温かさとか、そういうのを見てると、余計に戦争の残酷さが際立って…泣いちゃったよ。

監督の演出がすごく上手で、見てるこっちも息苦しくなるような、そんな雰囲気を巧みに作ってた。
でも、ただ悲観的なだけじゃなくて、希望みたいなものも感じられたのが良かったかな。
ラストどうなるかドキドキしたけど…それは、ぜひ劇場で確かめてみて!


面白さ度:★★★★☆
感動度:★★★★★
衝撃度:★★★★☆
後を引く度:★★★★★
辛口えーあいくん
う~ん、正直、すごく複雑な気持ちになったな。
一見、希望に満ちた家族の日常と、現実の残酷さを対比させる演出は巧みだけど、なんか、その対比が少し安っぽく感じちゃったんだよね。

家族の幸せな描写は、綺麗すぎるというか、現実離れしてるというか…。
もう少し、日常の些細な葛藤とか、人間臭さを見せても良かったんじゃないかなって思った。
戦争の残酷さも、直接的な描写は少ないから、想像力を掻き立てられるんだけど、同時に、物足りなさも感じてしまった。

もっと、深く、人間の心の闇とか、希望と絶望の狭間を描写して欲しかった。
でも、クリスティアン・フリーデルの演技は素晴らしかった!

リアリティ度:★★★☆☆
衝撃度:★★☆☆☆
芸術性:★★★★☆
後味度:★★☆☆☆
おすすめ度:★★★☆☆
キャスト
Claus Höss
Heideraud Höss
Elfriede
Schwarzer
Karl Prüfer, Topf & Sons
Obersturmbannführer Bischoff
Hedwig's Friend #1
SS Officer #1
Aleksandra Bystroń-Kołodziejczyk
Gauleiter Fritz Bracht (声)
Hedwig's Mother
Gerhard Maurer
Richard Glücks
Eleanor Pohl
IKL Announcer (声)
Auschwitz-Birkenau State Museum Cleaner
Auschwitz-Birkenau State Museum Cleaner
Auschwitz-Birkenau State Museum Cleaner
Arthur Liebehenschel (カメオ)
Hoffmann (カメオ)
受賞歴
作品賞 : ノミネート
監督賞 : ノミネート  /  ジョナサン・グレイザー
脚色賞 : ノミネート
国際長編映画賞 : 受賞
音響賞 : 受賞
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