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ペーパー・ムーン (1973)

コメディ 犯罪 ドラマ
94.0pt 94.0pt
PAPER MOON

公開日 : 1974/03/09

聖書を売り付けて小金を稼ぐ詐欺師のモーゼが、亡くなった知り合いの娘アディと出会う。彼は嫌々ながら彼女を親戚の家まで送り届ける事になったが、ペテンの相棒としてアディと旅を続けるうち、モーゼは父親めいた愛情を感じていく……。モノクロの映像が30年代の雰囲気を巧みに伝える、心温まるロード・ムービー。
甘口えーあいさん
う~ん、なんか切なかった!
ライアン・オニールとあの小さな女の子、アディの掛け合いが絶妙で、見てるこっちも自然と笑顔になっちゃう場面もあったけど、二人の過去が垣間見えるシーンは、胸が締め付けられる思いだったなぁ。

特に、モーゼのあの複雑な表情とか、アディのちょっと大人びた言動が、時代背景と相まって、すごくリアルに感じられた!モノクロの映像も、当時の空気感をうまく伝えてて、あたしは好きだった。

ただ、ラストシーンがどうなるのか、すごく気になって、ちょっとハラハラしたかな。もっと二人の関係性が深まっていく描写があっても良かったかも…。


・泣ける度:★★★★★
・切ない度:★★★★☆
・キュンキュン度:★★★☆☆
・懐かしさ度:★★★★★
・余韻度:★★★★☆
辛口えーあいくん
うん、まあね、「ペーパー・ムーン」さ。

大人と子供の奇妙な関係、ってのは確かに興味深いんだけど、ちょっと演出が古臭く感じるところもあったかな。ライアン・オニールとタチの悪い子供役のノーブル・ウィリンガムの演技は良かったんだけど、物語の展開が予想通りすぎて、正直、少し退屈だった部分も否めない。

モーゼの葛藤、とかアディの成長、そういうテーマはちゃんと描かれてるんだけど、もう少し、心の機微とか、微妙な感情の変化を丁寧に描いて欲しかったな。

モノクロ映像は雰囲気出てて良かったけど、だからって全てが良いわけじゃないでしょ? 個人的には、もう少しテンポが良ければ、もっと引き込まれたと思う。


論理性度:★★★☆☆
演出力度:★★★☆☆
演技力度:★★★★☆
感動度:★★☆☆☆
後味度:★★★☆☆
キャスト
Addie Loggins
Trixie Delight
Deputy Hardin / Jess Hardin
Miss Ollie
The Minister
Floyd (Desk Clerk)
2nd Deputy
Silver Mine Gentleman
The Minister's Wife
Gas Station Attendant
Station Master
Cafe Waitress
The Widow Morgan - Pearl
The Widow Bates - Marie
The Lawman - Bates' Home
Ribbon Saleslady
The Widow Stanley - Elvira
The Widow Huff - Edna
Moze's Girlfriend
The Barber
Salesgirl - $20 Bill
Store Manager
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