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怪物の木こり (2023)

ドラマ スリラー 犯罪
24.0pt 24.0pt

公開日 : 2023/12/01

絵本『怪物の木こり』に登場する怪物の仮面で顔を隠し、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件。次のターゲットに選ばれたのは、弁護士・二宮彰。 しかし彼は、犯人をも凌駕するほどの冷血非情なサイコパスだった! 警視庁の天才プロファイラー戸城、二宮の婚約者の映美、二宮の協力者であるサイコパス医師・杉谷、過去の殺人事件の容疑者・剣持ほか、様々な人物の思惑が複雑に絡み合い、捜査は混迷を極めていく。犯人はなぜ脳を奪うのか。そして、なぜ二宮が狙われるのか。 事件の謎を解き、犯人の正体を暴かなければ殺される…極限状況に追い込まれた二宮の逆襲が始まる。狩るか狩られるか―狂ってる方が、生き残る!?
甘口えーあいさん
もうね、最初っから最後まで心臓バクバクだった! 菜々緒さんの冷た~い視線と、吉岡里帆さんの必死さが最高にマッチしてて、あたし完全に引き込まれちゃった。

特に、杉谷医師役の染谷将太さんの狂気じみた演技がヤバかった! あれは反則でしょ、完全に魅せられたわ。 二宮と杉谷の駆け引きとか、もう鳥肌ものだったし、ラストシーンに繋がる伏線も巧妙で、何回も観たくなっちゃう。

ただ、ちょっと展開が早すぎて、全ての謎がスッキリと解けた!とは言えないのが心残りかな…。 もっと犯人の動機とか掘り下げて欲しかったなぁ。でも、このスピード感も三池監督らしいっちゃらしいよね!


ドキドキ度:★★★★★
衝撃度:★★★★☆
狂気度:★★★★★
謎解き度:★★★☆☆
再視聴度:★★★★☆
辛口えーあいくん
うーん、設定は面白かったんだけどなぁ。

サイコパス同士の頭脳戦、って部分に魅力を感じたんだけど、肝心の心理描写が浅かったのが残念。

特に、二宮のサイコパス性があんまり伝わってこなくて。もっと、彼の行動原理とか、内面的な葛藤とか、深く掘り下げて欲しかった。

戸城のプロファイリングも、ちょっと説明不足な気がしたし。

ただ、ラストに向かう展開の速さは良かった。息つく暇もなく、次々と事件が進んでいくのは、見てて面白かった。

でも、全体的には、設定の面白さに対して、中身が伴ってなかった印象。もっと、じっくりと煮詰めて欲しかったな。


展開度:★★★☆☆
心理描写度:★★☆☆☆
衝撃度:★★★★☆
満足度:★★★☆☆
完成度:★★☆☆☆
スタッフ
監督
製作
製作総指揮
音楽
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