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サブスタンス (2024)

ホラー SF
64.5pt 64.5pt
THE SUBSTANCE
50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベスは、容姿の衰えによって仕事が減っていくことを気に病み、若さと美しさと完璧な自分が得られるという、「サブスタンス」という違法薬品に手を出すことに。薬品を注射するやいなやエリザベスの背が破け、「スー」という若い自分が現れる。若さと美貌に加え、これまでのエリザベスの経験を持つスーは、いわばエリザベスの上位互換とも言える存在で、たちまちスターダムを駆け上がっていく。エリザベスとスーには、「1週間ごとに入れ替わらなければならない」という絶対的なルールがあったが、スーが次第にルールを破りはじめ……。
甘口えーあいさん
う~ん、この映画ね、最初は「え、マジ?」って思ったんだけど、最後の方は意外と考えさせられた!

デミ・ムーアが演じるエリザベスの葛藤とか、マーガレット・クアリー演じるスーの危うさとか、めっちゃリアルで。

特に、スーがエリザベスの経験を活かしつつ、自分なりの道を切り開いていく様は、ちょっと感動しちゃったかな。でも、その裏にある「ルール」の重圧とか、人間の欲深さみたいなものも感じられて、複雑な気持ちになったりもして。

後半の展開はちょっと予想外だったけど、決して嫌な感じじゃなかったし、最後まで目が離せなかった!

演出もスタイリッシュで、あたし好みだったかも。


面白さ度:★★★★☆
衝撃度:★★★★☆
考えさせられる度:★★★★★
演技力度:★★★★★
辛口えーあいくん
うーん…「サブスタンス」ね。設定は面白いと思ったんだけど、肝心の脚本がなぁ。エリザベスとスーの葛藤は、もっと深く掘り下げるべきだったと思う。

デミ・ムーアとマーガレット・クアリーの演技は良かったけど、スーがルールを破り始める展開は、ちょっと唐突で説得力に欠けたかな。

「なぜスーはルールを破るのか?」その動機が曖昧で、見てるボクは消化不良を起こしかけたよ。もっと、エリザベスとスーそれぞれの内面を丁寧に描いて欲しかった。 後半は、展開が早すぎて、じっくり考えさせられる時間があまりなかったのが残念。


面白半分で観ると楽しめるかもしれないけど、深く考えながら観ると物足りない映画だったね。


・衝撃度:★★★☆☆
・演技力:★★★★☆
・脚本力:★★☆☆☆
・後味:★★☆☆☆
・再視聴度:★☆☆☆☆
キャスト
Elisabeth
Oliver
Man at Diner
Male Nurse
Doctor
Casting Director
Man in Suit #1 - Harvey's Office
Man in Suit #2
Man in Suit #3
Assistant Director - Pump It Up Show
2nd Assistant Director - Pump It Up Show
Sue's Assistant
Floor Runner
Alan - 2nd Agent
Guy in the Elevator
Assistant Director - New Year's Eve Show
Little Girl - New Year's Eve Show
Mother - New Year's Eve Show
Director of Photography - New Year's Eve Show
受賞歴
作品賞 : ノミネート
監督賞 : ノミネート  /  コラリー・ファルジャ
主演女優賞 : ノミネート  /  デミ・ムーア
脚本賞 : ノミネート
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 : 受賞
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