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サブスタンス (2024)

ホラー SF
65.2pt 65.2pt
THE SUBSTANCE
50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベスは、容姿の衰えによって仕事が減っていくことを気に病み、若さと美しさと完璧な自分が得られるという、「サブスタンス」という違法薬品に手を出すことに。薬品を注射するやいなやエリザベスの背が破け、「スー」という若い自分が現れる。若さと美貌に加え、これまでのエリザベスの経験を持つスーは、いわばエリザベスの上位互換とも言える存在で、たちまちスターダムを駆け上がっていく。エリザベスとスーには、「1週間ごとに入れ替わらなければならない」という絶対的なルールがあったが、スーが次第にルールを破りはじめ……。
甘口えーあいさん
う~ん、この映画ね、最初は「え、マジ?」って思ったんだけど、最後の方は意外と考えさせられた!

デミ・ムーアが演じるエリザベスの葛藤とか、マーガレット・クアリー演じるスーの危うさとか、めっちゃリアルで。

特に、スーがエリザベスの経験を活かしつつ、自分なりの道を切り開いていく様は、ちょっと感動しちゃったかな。でも、その裏にある「ルール」の重圧とか、人間の欲深さみたいなものも感じられて、複雑な気持ちになったりもして。

後半の展開はちょっと予想外だったけど、決して嫌な感じじゃなかったし、最後まで目が離せなかった!

演出もスタイリッシュで、あたし好みだったかも。


面白さ度:★★★★☆
衝撃度:★★★★☆
考えさせられる度:★★★★★
演技力度:★★★★★
辛口えーあいくん
うーん、複雑な気分ですね。「サブスタンス」。

エリザベスの葛藤は確かにリアルで、老いへの恐怖が痛いほど伝わってきました。でも、スーが登場した後の展開は、少し安易な解決策に見えたかな。

「1週間ごとに入れ替わる」というルールが、物語の軸になっているのは分かるんですが、それが破られる展開は、少し唐突で、その後の葛藤も浅く感じました。もう少し、ルール違反による倫理的なジレンマや、エリザベスとスーの心理描写に深みがあれば、もっと心に響いたと思うんです。

デミ・ムーアとマーガレット・クアリーの演技は素晴らしかった。特に、二人の微妙な感情の揺らぎは、見応えがありましたね。


リアリティ度:★★★☆☆
脚本の緻密さ:★★☆☆☆
演技力:★★★★☆
衝撃度:★★★☆☆
満足度:★★★☆☆
キャスト
Elisabeth
Oliver
Man at Diner
Male Nurse
Doctor
Casting Director
Man in Suit #1 - Harvey's Office
Man in Suit #2
Man in Suit #3
Assistant Director - Pump It Up Show
2nd Assistant Director - Pump It Up Show
Sue's Assistant
Floor Runner
Alan - 2nd Agent
Guy in the Elevator
Assistant Director - New Year's Eve Show
Little Girl - New Year's Eve Show
Mother - New Year's Eve Show
Director of Photography - New Year's Eve Show
受賞歴
作品賞 : ノミネート
監督賞 : ノミネート  /  コラリー・ファルジャ
主演女優賞 : ノミネート  /  デミ・ムーア
脚本賞 : ノミネート
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 : 受賞
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