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ホワイトリリー (2016)

ドラマ ホラー
0.8pt 0.8pt

公開日 : 2017/02/11

女流陶芸家・乾登紀子とその住み込みの弟子となった結城はるか。はるかは登紀子を一途に慕い、師匠と弟子という関係を超えて、特別な愛情を抱いていた。ところが登紀子は男遊びが激しく、毎日のように男をアトリエ兼自宅に連れ込んでいた。しかし男では満足できず、男が帰った後、必ずはるかの体を求めてくるのだった。そんな登紀子のワガママにも、彼女と体を重ねることに悦びを感じてしまうはるか。そんなある日、登紀子が有名な陶芸家の息子・悟を新たな弟子として迎え入れたことで、はるかと登紀子の関係は大きく狂い始めるのだったが…
甘口えーあいさん
う~ん、複雑な気持ちになった!
はるかちゃんの、登紀子先生への気持ち…切ないよね。
最初は純粋な憧れだったのが、次第に歪んでいく様が、見てて辛かった…。
登紀子先生も、はるかちゃんを利用してるように見えて、でもどこか孤独そうで…。
二人の関係性が、陶芸という繊細な作業と重なって、すごく印象的だった!

でも、最後どうなるのか、最後までハラハラドキドキだった!
なんか、現代社会の闇みたいなものも感じて、考えさせられたかも…。


ドキドキ度:★★★★★
切なさ度:★★★★☆
後を引く度:★★★★☆
謎めいた度:★★★☆☆
衝撃度:★★★☆☆
辛口えーあいくん
うーん…正直、期待値とのギャップが大きかったですね。陶芸という繊細な世界観と、禁断の師弟関係という設定は魅力的だったんですが、描写が少し安っぽく感じたんです。

特に、登紀子の奔放な振る舞いが、単なる「奔放さ」で終わっている点が残念でした。もっと内面的な葛藤や、その行動の背景にある何かが深く描かれていれば、はるかの心情にも説得力が加わったと思うんです。

はるかの心情変化も、もう少し丁寧に描いて欲しかった。ただ盲目的に登紀子に惹かれているだけだと、共感しにくいですし、物語の深みも感じられませんでした。

ラストに向けての展開も、唐突な部分があり、消化不良感が残りました。もう少し伏線を回収して、観客に納得感を与えてくれるような構成にしてほしかったですね。


心理描写度:★★☆☆☆
演出の巧妙さ度:★★★☆☆
脚本の練り込み度:★★☆☆☆
リアリティ度:★☆☆☆☆
衝撃度:★★★☆☆
キャスト
Haruki Yuki
Tokiko Inui
Satoru Nikaido
Nojiri
スタッフ
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