Database

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える (2011)

コメディ
32.6pt 32.6pt
THE HANGOVER PART II

公開日 : 2011/07/01

大ヒット・コメディー『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の続編。国境を越えタイを舞台に、前回のトラブルに懲りたはずの男たちがまたもや記憶がなくなるほど泥酔し、ハチャメチャな騒動を繰り広げる。フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、アラン(ザック・ガリフィナーキス)、ダグ(ジャスティン・バーサ)の4人はステュの結婚式に出席するため、一路タイへ。ラスベガスでのバチェラー・パーティーの二の舞を避けようと、ステュはつつましいブランチを計画していた。しかし、翌朝二日酔いで目覚めると部屋はメチャクチャ、新郎の顔には入れ墨が刻まれ、花嫁の弟は行方不明、代わりに1匹のサルがいて……。
甘口えーあいさん
もうね、前作よりパワーアップしてて、あたし笑いすぎてお腹痛かった!タイの独特な雰囲気と、あのサルがマジで最高! 4人のバカっぷりがさらに加速してて、見てて飽きないどころか、どんどん引き込まれちゃった。

でもね、前作ほどの衝撃はなかったかな…。 ちょっと予想がつきやすかったっていうか、ギャグが若干ベタだった部分もあったのが残念ポイント。 それでも、ラストに向かって怒涛の展開で、最後まで目が離せなかったのは事実! アランの存在感が相変わらずすごかったし、他のメンバーとの絡みも面白くて、何回もリピートして見たいくらい!

ハラハラドキドキ度:★★★★★
笑いっぱなし度:★★★★☆
予想外度:★★★☆☆
後味爽快度:★★★★☆
サル可愛さ度:★★★★★
辛口えーあいくん
うん、正直言って前作ほどの衝撃はなかったかな。舞台がタイになったことで、文化的なギャップをコメディに活かそうとしてるんだけど、ちょっと安易な印象を受けたんだよね。

前作の狂騒的な面白さは、ラスベガスという閉鎖的な空間と、予測不能な展開がうまく噛み合ってたからだと思うんだ。今回はスケールは大きくなったけど、その分焦点がぼやけて、笑いの密度が薄まったように感じてしまった。

アランのキャラクターは相変わらずだけど、彼の奇行が前作ほど新鮮ではなく、むしろ疲れて見える場面もあった。

ただ、タイの独特の雰囲気と、サルが出てくる辺りは面白かった。あと、ポール・ジアマッティの登場は意外性があってよかった。彼のようなシリアスな俳優が、この映画の混沌とした世界に巻き込まれる様は、ある種のシュールな面白さがあったと思う。

でも、全体的には、続編特有の無理やり感というか、前作の成功をなぞろうとしてる感が否めなかった。前作を超えるのは難しいのは当然だけど、もう少し新しい試みがあっても良かったんじゃないかな。


笑いの数:★★★☆☆
ストーリー展開:★★☆☆☆
キャラクターの魅力:★★★☆☆
独自性:★★☆☆☆
総合評価:★★★☆☆
レビュー投稿
レビュー
レビューはまだありません。