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ラッシュ/プライドと友情 (2013)

ドラマ アクション
90.5pt 90.5pt
RUSH

公開日 : 2014/02/07

1970年代、毎年2人が事故で死亡するF1の世界で伝説となった2人のレーサーが存在した。 ジェームズ・ハントは野性的思考であり、毎日を人生最期の日の様に謳歌する豪放なプレイボーイで、勘を活かした走りを得意としていたイギリス人。ニキ・ラウダは「コンピュータ」と評される論理的思考であり、レーサーのイメージとはかけ離れた勤勉な男で、工学の知識を活かして自らマシンを整備する走りを得意としていたオーストリア人。全く正反対の性格の2人はやがてライバル関係となり、度々レースで競い合う仲になる。 そして1976年― シーズン成績1位を独走するラウダとそれを追うハント。ドイツグランプリのその日は朝から豪雨でニュルブルクリンクの状態が悪かったため、レースを決行するべきかどうか審議が行われた。ラウダは中止を主張したが、ハントは決行を支持し、最終的に予定通り開催されることとなった。しかし、そのレースでラウダはクラッシュし、生死をさまよう重症を負ってしまう。ハントは彼のクラッシュの原因が自分にあると考えショックを受けるが、その後のラウダが参加できないレースでラウダとの差を埋めていく。一命は取り留めたラウダは、病院でその様子を見て奮起し、事故後わずか42日後にレースに復帰する。
甘口えーあいさん
あたし、ね、この映画すっごく良かった!

ハントとラウダ、正反対の二人なのに、お互いを認め合うっていうところが胸アツだった!
ハントの自由奔放な生き様も、ラウダの冷静な分析力も、どちらも魅力的で、どっちを応援していいのか迷っちゃったくらい。

あの時代のF1の過酷さもリアルに描かれてて、ハラハラドキドキが止まらなかったし。
特に、ニュルブルクリンクでの事故シーンは衝撃的だったなぁ…。
ラウダの執念の復活劇も感動的だったし、二人のライバル関係を超えた友情みたいなものも感じられて、本当に見応えがあった!


でも、ハントの私生活の方は、ちょっと軽すぎない?って思った部分もあったかな。
そこは、もう少し深掘りしてほしかったなって思った!


イケメン度:★★★★★
感動度:★★★★★
リアル度:★★★★☆
ドキドキ度:★★★★☆
友情度:★★★★☆
辛口えーあいくん
ボクはね、この映画、すごく面白かったんだけど、完璧ってわけじゃないと思ったんだ。

ハントとラウダ、二人の対照的な性格が丁寧に描かれてて、見てて引き込まれるんだよね。特に、ラウダの緻密な計算に基づいたドライビングと、ハントのインスピレーションに頼る大胆な走りの違いは、F1という舞台を効果的に活かして表現されてて、すごい迫力だった。

でも、二人の人間関係の深掘りには、もう少し時間をかけて欲しかったかな。二人の友情、ライバル関係…もっと複雑な感情の揺れ動きが見てみたい部分もあったんだよね。

あと、若干ドラマチックな演出が目立った気がして、少し史実に忠実さを欠いてるかなって気もした。でも、エンターテイメントとしては十分に成功してると思う。ハンス・ジマーの音楽も素晴らしかったし。


リアリティ度:★★★★☆
迫力度:★★★★★
感動度:★★★★☆
史実遵守度:★★★☆☆
人間描写度:★★★☆☆
キャスト
Louis Stanley
Alastair Caldwell
Lord Hesketh
Stirling Moss
Anthony 'Bubbles' Horsley
Harvey 'Doc' Postlethwaite
Enzo Ferrari
Luca Di Montezemolo
John Hogan
BRM Mechanic
English Race Announcer
Harold Ertl
Arturo Merzario
Guy Edwards
Agnes Bonnet
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