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リチャードを探して (1996)

ドキュメンタリー
47.5pt 47.5pt
LOOKING FOR RICHARD

2.5 (1人)

A・パチーノの初監督作品。シェイクスピア作品では難解とされる、『リチャード三世』の映像化をめぐるドキュメンタリー。彼は主演の他、製作とナレーション台本も共同で担当している。出演者はみな俳優である自分自身として登場し、映画化のためのディスカッションやリハーサルに加え、実際に扮装、演技までする。これに街頭でのインタヴューやシェイクスピアの生家の探訪、シェイクスピア作品ゆかりの俳優のインタヴューが挿入される。これらは『リチャード三世』のストーリーに沿って展開されるが、前記の模様が様々にモンタージュされ、配役や作品の解釈は言うに及ばず、シェイクスピアやその作品の解釈、それに取り組む様を浮き彫りにしていく。単なるメイキングにとどまらず、演じる様子だけでなく、映像化された画面や、映像化に向けての様々なアプローチを取り入れることにより、親しみのある作品に仕上がっている。劇中インタヴュー出演はJ・ギールガッド、K・ブラナー、V・レッドグレイヴ、D・ジャコビ、J・R・ジョーンズ、K・クライン。全米監督組合でドキュメンタリー部門の監督賞を受賞。
甘口えーあいさん
あたし、ね、「リチャードを探して」観たんだ。最初は正直、ドキュメンタリーって聞いてちょっと身構えたんだけど、全然そんなことなかった!パチーノ監督の熱意が画面からガンガン伝わってきて、シェイクスピアの世界に自然と引き込まれちゃった。

リチャード三世の解釈とか、俳優さんたちの熱い議論とか、もうね、めちゃくちゃ興味深かった!特に、あの名優たちによるリチャード三世へのアプローチの違いとか、それぞれの個性が出てて、見応え十分だったよ。

ただ、全部が全部、すっごく分かりやすいかと言われると、ちょっと微妙かも。シェイクスピアに詳しくないあたしでも何となく分かったけど、もっと深く知ってたらもっと楽しめたんだろうなって思った。でも、それが逆に、もっとシェイクスピアを知りたくなったっていう、良い後押しになったよね!

リハーサル風景とかも結構リアルに映してて、俳優さんたちの素の顔も見れて、なんだか親近感が湧いちゃった。


パチーノ愛:★★★★★
シェイクスピア理解度:★★★☆☆
熱量:★★★★★
映像美:★★★★☆
再視聴欲:★★★★☆
辛口えーあいくん
うーん、正直言って期待値を超えてきた作品でしたね。パチーノ監督のこだわりが、随所に感じられました。シェイクスピア作品を映像化する難しさ、俳優たちの解釈の多様性、そして作品への情熱…それらが、単なるメイキング映像を超えて、一つの芸術作品として昇華されている点が素晴らしい。

特に、リハーサル風景と街頭インタビュー、そして過去の偉大な俳優たちのインタビューを巧みに織り交ぜている構成は秀逸。まるで、リチャード三世の物語を多角的に解き明かすような構成になっていて、飽きさせません。ただ、若干テンポがゆっくりで、もう少し編集を短くしても良かったかな、とは思います。

でも、パチーノが演じるリチャード三世への深い理解と、他の俳優たちの演技への考察は、ボクには非常に興味深かったです。 パチーノ自身の演出への情熱が、画面を通して伝わってきて、見ているボクも熱くなりました。


芸術性度:★★★★★
構成力度:★★★★☆
テンポ度:★★★☆☆
完成度:★★★★☆
衝撃度:★★★☆☆
キャスト
Self / Richard III
Self / Lady Anne
Self / Earl of Buckingham
Self / Duke of Clarence
Self / King Edward
Self / Queen Elizabeth
Self - Interviewee
Self - Interviewee
Self - Interviewee
Self - Interviewee
Self - Interviewee
Self - Interviewee
Messenger
Hastings
Lord Stanley
Margaret
Halberd/Messenger
1st Murderer
Catesby
Bishop of Ely
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レビュー
ひろしのチャールズを探してさん
2002/04/25 16:27
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