「アルカトラズからの脱出」は、1960年に起こった実際の事件を下敷きにしている。当時、この島からの脱出は不可能とされていました。
警備が厳しく、海流が速く、水温が低いという三条件が揃っていたからです。その刑務所に、クリント・イーストウッド扮するフランク・モリスという犯罪者が移送されて来ます。ドン・シーゲル監督は、例によって、彼の素性や背後関係を明かしません。モリスが脱獄の名人であり、それだからこそ、この島へ送られてきたという事実にのみ照明を当てるのです。あとは刑務所内部の描写です。果たして、どんな囚人がいるのか? パトリック・マクグーハン扮する所長は、どんな性格なのか? 刑務所はどうやって囚人の人格を破壊するのか? 道具の調達はどうやって行なうのか? ドン・シーゲル監督は、実に無駄なく、こうした細部を語っていきますね。誰を味方につけるか。時期はいつを選ぶか。監視の目はどう欺くか。相棒選びだけは、やや説得力に欠けますが、他は文句なしに渋い。ドン・シーゲル監督とクリント・イーストウッドの名コンビは、コンビを組むのは、この作品が最後となりましたが、隠れた佳作だと思いますね。
時々スプーンを見ると、なぜだかこの映画を思い出しフォークを見るとなぜだかホッとします。
深夜のテレビで見たよ。
クリントン・イーストウッドがカッコイイ。
巧妙な脱出作戦はスゴイと思った。
ホント眠気を忘れるほど集中して見てた。
見た当時はドキドキしながら、非常におもしろく感じました。でも、こんなに前の映画とはおもいませんでした。