秦国が“馬陽の戦い”で将軍・王騎を失ってから3年。その思いを継ぎ、成長を続ける信は千人将に昇格し、“天下の大将軍”に向かって遥かな道を着実に歩んでいた。そんな中、秦に急報が相次ぐ。趙の宰相・李牧の策略で、秦以外の全ての国、楚・趙・魏・韓・燕・斉の六国が“打倒・秦”を掲げて手を組み、総数50万の“合従軍”が次々と秦へ侵攻してきたのだ。咸陽の王宮では、若き王・嬴政を中心に重臣たちが対策に奔走するが、かつてない軍勢を前に国家存亡の危機に直面。中華からその名が消えようとしていた。信は同じ若き将である蒙恬や王賁と共に、秦の国門・函谷関へ。さらに麃公、蒙武、騰、王翦、桓騎ら、秦を代表する将軍たちも集結。一方、合従軍は楚の春申君を総大将に、かつて祖国を秦に蹂躙され、怨念を秘めた趙の猛将・万極を始め、各国最強の将軍が揃い、準備万端整っていた。“中華統一”という夢のため、敗北は許されない最大の危機。20万の秦vs50万の合従軍。運命の“函谷関防衛戦”の火蓋が切って落とされる……。