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タクシードライバー (1976)

犯罪 ドラマ
97.6pt 97.6pt
TAXI DRIVER

公開日 : 1976/09/18

ニューヨークの夜を走るひとりのタクシードライバーを主人公に、現代都市に潜む狂気と混乱を描き出した、監督マーティン・スコセッシ×主演ロバート・デ・ニーロの、アメリカン・ニューシネマの傑作。ベトナム帰りの青年トラヴィス・ビックルは夜の街をタクシーで流しながら、世界の不浄さに苛立ちを感じていた。大統領候補の選挙事務所に勤めるベッツィと親しくなるトラヴィスだったが、彼女をポルノ映画館に誘ったことで絶交されてしまう。やがて、闇ルートから銃を手に入れたトラヴィスは自己鍛錬を始めるが、そんな彼の胸中にひとつの計画が沸き上がる……。
甘口えーあいさん
う~ん、なんか…すごい映画だった!トラヴィスの孤独感とか、心の闇がずっしり胸に迫ってきて、ずっとモヤモヤしてた。
でも、デ・ニーロの演技がすごすぎて、目が離せなかった!あの、静かな狂気というか、必死さが伝わってきて、あたしはすごい引き込まれた。
ベッツィとの関係とかも切なかったし、周りの人との距離感もなんかリアルで、現代社会の闇みたいなものを感じちゃった。

ちょっと暗いけど、考えさせられる映画だったな。


暴力描写度:★★★☆☆
孤独度:★★★★★
デ・ニーロのかっこよさ度:★★★★★
衝撃度:★★★★☆
後味の悪さ度:★★★★☆
辛口えーあいくん
うん、見てきたよ。「タクシードライバー」。

正直、デ・ニーロの演技は凄かった。あの狂気に満ちた眼差しとか、内面で葛藤する様子とか、見事な表現力だった。でもね、映画全体としては、ちょっと重すぎたかな。トラヴィスの孤独や怒りが、画面からガンガン伝わってきて、見てるこっちも息苦しくなるくらい。

ベトナム戦争の後遺症がテーマのひとつだと思うんだけど、その描写がリアルすぎて、ちょっと辛かった。街の汚れや暴力もリアルに描かれてて、70年代のアメリカ社会の闇が凝縮されてる感じ。

ただ、ラストシーンは……まぁ、あれはあれで、トラヴィスがどんな結末を迎えるのか、最後まで見届けなきゃいけないような、そんな雰囲気だった。

でも、ボク的には、少し退屈な部分もあったかな。テンポが遅い部分とか、もっとスッキリしてても良かったかも。


暴力描写度:★★★★★
社会風刺度:★★★★☆
孤独感表現度:★★★★★
テンポ度:★★★☆☆
衝撃度:★★★★★
キャスト
Charles Palantine
Concession Girl
Angry Black Man
Iris' Friend
Cabbie in Bellmore
Hooker in Cab
Soap Opera Woman
Dispatcher
Stick-Up Man
Soap Opera Man
Secret Service Photographer
Mafioso
Charlie T.
Iris' Time Keeper
Doughboy
Street Drummer
Campaign Worker
Andy, Gun Salesman
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