あんな−脱獄は犯罪だぜ。それに収賄の手伝いもしてる主人公がなんで、希望を語る資格があるんか俺にはわからん。脱獄する寸前まで、奴は希望なんて言ってんかっただろ。あきらめてただろ。おいしい餌が目の前にぶらさがってきて、それから希望をあきらめるななんていいだしたんだろ。これは負け犬の映画だぜ。うわべにとらわれちゃいかんよ。
見終わってからぞくぞくが止まらないんですけど・・・
とてもいい映画ですね。スティーブン・キングさんは素晴らしいひとです。グリーン・マイルやゴールデンボーイ、IT、私の好きなスタンド・バイ・ミー。彼の作品には、ホラー、サスペンス、ミステリーの要素がたくさん入っています。どれもどのような結末がおとずれるのかが楽しみです。心あたたまる作品でした。
スリーパーズの中に出てきた、モンテ・クリスト伯。どんなストーリーかと読んでみたら、頭が痛くなるような内容でした。人間の欲、醜い部分、本性とも言うその部分がありありとえがかれていました。スリーパーズやモンテクリスト伯を読んでみたらどうでしょうか?
前半は逆境の中でも少しでも前へ進もうとする人間の姿が描かれていました。所長や看守も、厳しく冷酷だけど人間味がありました。
このままラストは、囚人や所長達をまきこんで素晴らしい奇跡のような出来事が起こるのかと勝手に想像していました。
ところが後半は一転して、収賄、殺人、脱獄、復讐とまるで別の物語のような展開に少々違和感を感じました。長い歳月が人間を変えてしまったということなんでしょうか?
厳格であった所長が、金の亡者になってしまったのはしかたないとしても、アンディは最後まで強く誇り高い人間であってほしかったです。現実に負け欲望に流される姿は見たくありませんでした。
所長をだしぬくことで手に入れた、薄汚れた偽りの「希望」で満足せず、忍耐と知恵の限りを尽くして自分の無実を証明し、本当の「希望」を手に入れてほしかったです。
それともアンディの刑務所内でのおこないの数々は、本当にただのヒマつぶしや処世術にすぎなかったのでしょうか?
映画の「ショーシャンク~」は見たことないんですけど、原作の「刑務所のリタ・ヘイワース」を読みました。
なんか額に入れて大事に飾っておきたいような感じです。(?)
脱獄してしまって、値打ちを下げた。精神の自由を謳い上げるなら逃げちゃいかんだろ。
役者はみんないいね。
感動作と銘打たれているが、脱獄のカタルシスが強烈で、ミステリー映画としてむしろ秀逸。ただしそれは脱獄すると観客が思ってないから裏をかかれるわけで、脱獄映画と言ってしまうわけにはいかない。友人に薦めるときに大変難儀する。そういう意味では感動作だと思ってみているほうが結果的に正解かもしれない。
感動したと言うよりも、あの時代はああ言う冤罪事件が、世界的にも珍しいことではなかったのかなぁ。という思いで観ていました。
作品的には、全編になんともいえない気だるさが漂い、「バグダット・カフェ」を見終わった時の気持ちに似ていました。
でも、何はともあれ大好きな映画です。
本当に大好きな映画です。この映画に関してはもう言葉で感動を表現できません。何度も見ているのにいつも感動してしまいます。 最近また見て、ここのところこれよりいい映画に出会ってないなぁと実感しました。
出演者も最高にいいのですが、なんといってもセリフ一つ一つがすごく心に残ります。
アカデミー賞をとってないですが、私的にはそれもいいと思います。
賞をとっていかにも感動超大作っていうふうになるより、目立たない(?)けど実はすごいいい作品っていうほうがこの映画にはあってると思います。
リバイバル上映しないかなー・・・。やっぱもう一度スクリーンで見たい!
今、ちょうど見終わったところです。もっと早くこの映画をみておけばよかったと思っています。ハッピーエンドは好きではないのです(何かうそくさい!)が、気が付くと、ラストに近づくにつれてハッピーエンドを望んでいました。ほんとにいい映画でした。
落ち込んでいる時なんか元気が出ますね。
いい映画ですね。
映画というものを余りというか、全く見ない質なもので相対的な評価というものは出来ないのですが、友人に勧められて見て感動(?)しました。
感動に「?」が付いたのは自分でも感情がよく分からないからです。でも見終わった後、素直にいいなぁと思えました。
2連投稿~。
..という事で早速原作を買って来て読みました。
こっちもまた別の良さがあるね。短編なのが残念!
いい!
とにかくよかった!
これが何故なぜアカデミー賞から落ちたのか?
審査員はまぬけですね。
派手にドンバチやらなくても、人がバタバタ死んでいかなくても、ショッキングな映像を入れなくても、ビルを爆破しなくても、
良質の映画というのは人を感動させる力があるってことですね。
失望、悲哀、歓喜、悔しさ、怒り、高揚感、悔恨、爽快さ、希望。
一本の作品でこれだけの心を動かす力があるってのは素晴らしい。
原作もぜひ読んでみたいです。
手元に置いておきたい一本。DVD買おうかな。
訂正>アレングリーン。公開(前)に・・・です。ごめんなさい
監督フランク・ダラボンの友人で映画公開に亡くなられた方だそうです>アレン・グリーン
『必死で生きるか。必死に死ぬか』
『希望、それはすばらしい』
心にうたれたセリフです。
2年前に始めてこの作品を知ってから、折にふれて見ています。私はこの作品の音楽が大好きです。アンディの手紙を探し出して、秋の日を浴びながら、レッドが歩くシーンで、オーボエのソロには本当に感動しました。また、誰かご存知の方がいれば教えてください。ラストの「アレン・グリーンをしのんで」ですが。