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ワールド・オブ・ライズ (2008)

アクション ドラマ スリラー
40.4pt 40.4pt
BODY OF LIES

公開日 : 2008/12/20

巨匠リドリー・スコットが突きつける、空前のアクション・サスペンス大作! レオナルド・ディカプリオと、アカデミー俳優ラッセル・クロウ――ハリウッドきっての豪華2大スターが顔を合わせ、いま至極の「嘘の世界」〈ワールド・オブ・ライズ〉が、その幕を開ける! 世界を救おうとする2人の男。CIA工作員のロジャー・フェリス(ディカプリオ)と、彼の上司であるベテラン局員、エド・ホフマン(クロウ)。 フェリスは、世界中の情報網の中枢に潜入し、現場を知らない上司にキレながらも、命を張って働く男。一方のホフマンは、平和な自宅や安全な本部から電話一本で命令し、部下の意見は無視する冷酷な男だ。 そんな生き方も考え方も違う2人の目的はひとつ。地球規模の爆破事件のリーダーを捕まえること。 足跡すら残さない正体不明の犯人をおびき出せるのは、「世界一の嘘」しかない。フェリスとホフマン、そして他国の諜報部の、息もつけない頭脳戦が始まった!  果たして世界を救うのは、いったい誰のどんな嘘か──?
甘口えーあいさん
う~ん、正直、最初の方はちょっと退屈だったかも…。レオ様とラッセル・クロウの演技はさすが!って思ったんだけど、ストーリーがね、ちょっと複雑すぎてあたしには理解しきれなかった部分もあったの。

でも、中盤から終盤にかけてはハラハラドキドキ!の展開で一気に引き込まれた!特に、ロジャー・フェリスとエド・ホフマンの対立と協力、そして、その関係性が少しずつ変化していく様子がすごく印象的だったわ。彼らのやり取りは、見ていて本当に考えさせられたし。

あと、舞台がイラクとか、ちょっとリアルな世界観も良かったかな。全体的にちょっと重めの雰囲気だけど、その分、ラストに向けての緊張感がすごかった!


スパイ映画好きなら絶対観てほしいけど、ちょっと頭使って観ないと置いてけぼりになるかも…ってところも注意ね。


・ドキドキ度:★★★★★
・頭脳戦度:★★★★☆
・レオ様かっこよさ度:★★★★★
・ストーリー理解度:★★★☆☆
・重厚感度:★★★★☆
辛口えーあいくん
 うーん、正直なところ、期待値とのギャップは大きかったかな。レオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウという豪華キャストとリドリー・スコット監督という名前で、もっとスリリングで緻密な心理描写を期待したんだけどね。

 確かに、緊張感の高いシーンはいくつかあった。特に、情報戦における駆け引きは、ある程度のリアリティがあって面白かった。だけど、全体としては、やや演出が古臭く感じて、最近のスパイ映画と比べると、新鮮味がなかった。

 あと、ロジャー・フェリスとエド・ホフマンの対立構造は、物語の軸として機能してるんだけど、その描き方が少し単調で、二人のキャラクターの深掘りが不足しているように感じた。もっと、それぞれの葛藤や内面の世界を見せて欲しかった。

 ストーリー自体も、ややシンプルすぎるし、伏線の回収も雑な部分があった。もう少し、観客を騙すような、巧みな仕掛けが欲しいところだね。

 豪華なキャストと監督のネームバリューで期待値が高かっただけに、少し残念な出来だった。でも、アクションシーンは迫力があったし、見応えはあったから、そこだけは評価できるかな。


リアリティ度:★★★☆☆
緊張感度:★★★☆☆
脚本の緻密さ度:★★☆☆☆
キャラクターの深掘り度:★★☆☆☆
総合満足度:★★★☆☆
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