News
フランス文学最高峰ゴンクール賞受賞作品が続々映画化!
2019年12月13日
12月13日より公開される『再会の夏』は、国境なき医師団の創設者としても名高いジャン=クリストフ・リュファンによる、史実をベースにした同名歴史小説の映画化で、『最強のふたり』のフランソワ・クリュゼ主演、『画家と庭師とカンパーニュ』の名匠ジャン・ベッケルがタッグを組んで描く、フランス版“忠犬”映画。
1月31日より公開される『母との約束、250通の手紙』は、ゴンクール賞を史上唯一2度受賞し、外交官、映画監督、そしてプライベートでは『勝手にしやがれ』の女優ジーン・セバーグの夫と複数の顔を持ち、最後は拳銃自殺を遂げたことでも知られる、フランスの三島由紀夫とも評される伝説の文豪ロマン・ガリによるベストセラー自伝小説『夜明けの約束』の映画化。
アカデミー会員10人によって、その年でもっとも独創性にあふれた散文作品に贈られる賞で、受賞作品はフランス文学の代表作として扱われ、受賞作は爆発的に売れ行きが伸びると言われており、日本でいうところの芥川賞に近い。興味深いのは、賞金がわずか10ユーロ(約1,300円)であること。100年以上の歴史を持ち、文学界における立場も一遍すると言われており、作家にとっても夢の文学賞と言われる。過去には、「暗いブティック通り」「愛人/ラマン」「天国でまた会おう」など日本でも大ヒットした作品のほか「三人の逞しい女」「地図と領土」「悲しみを聴く石」などの話題作が受賞しており、今年はニコラス・マシューによるティーンエイジャーのアンソニーとその初恋の物語「彼らの後の子どもたち」が受賞した。
「若さと大胆さと才能」を最もよく示しエスプリに満ちた独創的な散文による作品を是非、小説でも映画でも楽しんでみてはどうだろうか。